【 BRAIN DRIVEN 】 1,000 review ARIGATO CAMPAIGN-02: ストレスって、なんぞ?
みなさまこんにちは。
HAPPY NEUROZINE 中の人 です。
みなさまのおかげで青砥の著書『BRAIN DRIVEN』が Over 1,000 review !!!!!
前回は、横浜DeNAベイスターズ 今永昇太選手やスピードスケート 高木美穂 選手など、スポーツ界でもご活用いただいているという、嬉しい記事もご紹介させていただきました!
(こちら↓)
ということで、今回はBRAIN DRIVEN魅力イントロダクションの第二弾です🎵
無料で読めちゃう!? 『BRAIN DRIVEN』
5/11現在、Amazonさんではprime会員さん&Kindle Unlimited 会員なら、Kindle版 (電子書籍)が、なななんと、¥0!!!!!
この機会にお読みいただけたら嬉しいです♡
本書は、「モチベーション」「ストレス」「クリエイティビティ」の3つのテーマで構成されています。
というわけで、今回はその中から「ストレス」を取り上げてみましょう。
【Pickup】chapter 2: STRESS
「ストレス」と聞くと、仕事や対人関係の嫌な部分を思い返す方も少なくないかもしれません。ため息を吐きたくなる、なんだか「嫌なヤツ」のイメージってありますよね。
ただ、ストレスというものは、必要だから備わった重要なシステムなのです。
自分のストレス反応にしっかりと目を向けることで、自分自身の理解が進み、またストレスを味方につけて成長することもできるのです。より高いパフォーマンスを発揮するためにも、他人とのコミュニケーションを円滑に行うためにも、ストレスはとても重要な役割をもっています。
『BRAIN DRIVEN』の第2章:STRESSでは、こんなお話しをしております。
(以下目次)
contents
ストレスの原理を理解する
ストレスを分解して考える
ストレスを認識する
成功の前にあるストレスをパターン学習する
ストレスが起きたときの脳内の反応
適切なストレス
避けたほうがいいストレス
慢性的なストレスを避ける
ストレスとうまく付き合うための15のヒント
ストレスとうまく付き合うために
ストレスを味方につける・・・?
「とは言え、ストレスにも大小強弱あるでしょうに、ムカムカした感情の昂りを伴うストレスの場合は、良いパフォーマンスにはそうそう変えられないのでは?」
と疑っている偏屈なワタクシのようなアナタに(失敬)、
個人的に、このBRAIN DRIVENのSTRESS章で心に留めておきたいなと感じたことを共有させていただきます。
*レジリエンス(折れない心)を育てる
*ストレッサーを整理し、目の前のことに意識を向ける
*望まないストレスを避ける
*ストレスを思い返すと慢性になってしまう
↓
【感想】
レジリエンスのイメージは七転び八起きとは違うし、正面から受けて立ち向かうことが正解なわけでは無いし、避けることと後ろめたく逃げることも全然同意では無い。
自分が感じたストレスをまるっとなくすことはできないんですよね。
ストレスとうまく活用していくために大事なのは、ストレスを感じていると認識すること、そのストレスがどういう種類のものかを分析すること、そしてそれぞれに合うように意識の向け方を変えること。
脳のしくみへの理解を通して、自分のライフスタイルや思考の傾向に合った応用方法を模索できるヒントが散りばめらています。
「ストレス」をテーマに行なった青砥のインタビューからも、その重要性を感じたところでした。
【Interview】 ストレスの 「発散」 と 「解消」
Q. サンドバッグを欲しがる娘の行動を紐解きたい
中の人 我が家の小5の娘が、ストレス発散用のサンドバッグが欲しいと言ってるんですよね。
青砥 サンドバッグかぁ・・・笑
中の人 はい。で、ふと疑問に思ったのが、ストレス発散って、溜まったストレスを外に出す行為じゃないですか。でも持続的なのは「発散」ではなく、ストレスをしっかり消化していく「解消」の方ではないかと。
例えば、ランニングや運動で力を使って、結果すっきり!というような解消の仕方もあると思います。でも物に力をぶつけて発散させる行為では、もちろんすべてとは言えないですが、解消につながっていかないような気がするのですが。
青砥 なるほどね。物に力をぶつけるというのは、ある意味、理にかなっていますよ。もちろんそれを人に向けたり、他人に影響が及ぶようなやり方だとただの暴力になってしまうけれど。
中の人 理にかなっている、と。
青砥 物に当たるという行動。これは、衝動的で過剰な行動をを引き起こすことによって、神経の活動性を一気に高い状態にもっていってるんだよね。
自分が今感じているストレス対象Aがあるんだけれど、それとは違う対象Bに、例えばサンドバッグにパンチしたり物を投げたりすることで、ストレス対象とは違う方向にエネルギーを向ける。そこに対して自分の注意を強く向かわせる脳の状態をつくっているわけです。
なぜストレスを感じるのかというと、そのストレスの対象に自分の注意が向いているから。だから、注意をずらして違う方向に力を発散させていくことは、脳から見たストレスマネジメントとも言えます。
「ストレスの対象に注意を向けると、ストレスを感じる」ことを脳は知っている
中の人 サンドバッグをまだ手に入れられていないがために、我が家のドアは壊れ床が抜けるんじゃないかと戦々恐々です・・・。ひとつひとつの動作が大きく強くなりますよね。
青砥 さっき言ったように、過剰な行動によって神経の活動性を高めていることで、運動性も伴う。すると呼吸も大きくなるので落ち着きやすい。さらに、注意の対象を変えることでストレス発散にもなる。という意味では、理にかなってはいるかなぁ。
良いでも悪いでもなく、生命の一つの反応性として、うまく活用していけたらいいよね。
中の人 注意の対象をずらして力を発散させる・・・でも発散で終わってしまって、解消につながりにくくないですかね?たとえば転じてムエタイにハマるとか(我ながら例えのチョイスよw)、発散行為が後々楽しいものに変わらない限り、根本的な解決にならないように思います。
ストレス発散を考えた時、どういうマインドをもっておくことが大事なのでしょう?
青砥 発散と解消は確かに違うよね。向かうべきは解消。でも、脳のしくみから見ると、発散することによって解消にも向かい得る。発散が解消の道筋になり得るという観点が大事です。
世の中の良くない風習だなぁと僕が思っているのが、「課題があればその課題を正面から解決しよう」とすること。それは課題解決の唯一解ではない。
中の人 ぎくり…。
青砥 我々の意識は、課題を解決しようとする方向に向かいやすいのだけれど、そもそも課題=ストレスに注意を向けなければストレスにすらならないでしょう。ストレスに注意を向けるからストレス状態になってしまうのだから。
発散行為で注意を他のところへ向けることによって、ストレスが忘却の彼方へ消えたり、ストレス対象にあまり意識が向かなくなってしまえば、ストレスの種を手放していることになる。それは、間接的なストレスを解消する方法とも言えます。
中の人 自分のことを思い返せば、呪いの呪文を受け取って腹を立てても、見えないように捨ておけばいつの間にか忘れてる、というのはありますね。
青砥 そうだよね。ただ問題なのは、発散行為を行っているにも関わらず、やっぱりストレス対象に意識が向いてしまうケース。それは必ずしも解消には向かわなくて、根源的に深いストレスであることが多いでしょう。そういったケースは、また別のストレスマネジメントの方法が必要になってくるね。
ストレスマネジメントにおいては、発散も大事にしつつ、なんでもかんでも課題解決しようとしないということも、すごく大事なんです。ストレスの対象に囚われやすいからこそ、「手放すスキル」を持つことがとても重要になってきますね。
(つづく)
【Next Stage】 HAPPY STRESS
わが娘の内側には、どれだけ黒いものを溜まっているのでしょう。
サンドバッグとともに、よき発散方法を、そしてそのストレスを力に転換する彼女なりのコツを、一緒に考えていきたいなと思います。
と、いうわけで!
もっとストレスについて知りたいと思っていただいたみなみなさまには、超絶オススメの本がございます!!!
「HAPPY STRESS ストレスがあなたの脳を進化させる」
BRAIN DRIVENから、さらにストレスにフォーカスした青砥の著書。
ストレスをよく知って、避けた方がいいダークストレスを和らげて、成長のもととなるブライトストレスを味方につけ、ストレスを力に変えて成長する進化脳を手にいれる!
そのためのヒントが、たくさん詰まっている本です。
そのあたりはそのうち書くとして、
(おぬしいつ書くんや・・・)
5/27(土) 脳神経科学オンラインレクチャー 『HAPPY STRESS』
この『HAPPY STRESS』をベースに、より体系的、実践的にお話しさせていただく、DAE主催、3時間ぶっとおしで脳を学ぶレクチャーを5/27に開催します!(パチパチパチ)
■ 日時:2023年5月27日(土)13:00〜16:00 ※延長戦見込み!
■ 場所:Zoomウェビナー ※1か月アーカイブ配信あり
■ 持ち物:脳、好奇心 ※つまり誰でもOKさ♡HAHAHA!
■ 申込締切:2023年5月22日(月)
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みなさまに脳レクチャーでお会いできることを、
心より、脳より、お待ち申し上げます✨