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転職経験のない35歳が最終面接にこじつけるまでの道のり③
昨年12月に応募して、まさかの次は最終面接へ。ここまでの道のりを、備忘録的に綴ります。(書類選考通過後の先方のと面談で感じたことについて。)
お堅い金融機関から、ベンチャーへの転職
私が今受けているのは、創業者社長がオーナーを勤めるベンチャー企業。
公立中高から関西ではそこそこ名前を知られている私大を卒業、全国規模の金融機関に入社した私は、それはまあ『優等生のいい子ちゃん』に見えるらしく。(自分では全くそんな風に思っていなかったので衝撃。)
これまでの採用責任者との面談で、
『ベンチャーは現職とは正反対の組織です。』
『きちんとした会社からの転職は、むしろマイナスからのスタートになります。』
と、何度も、現職とは全く環境が異なりますよ
、ということを問われてきました。
(ここまではっきりネガティブなことを言ってくれるのも珍しい。)
驚くべき面談回数
書類選考に応募したのが昨年の12月末。
それから、
・社員の方々とのオンライン面談 約2時間
・採用責任者とのオンライン面談 約2時間×2回
・採用責任者とのオフライン面談 約3時間
と、約1ヶ月半の間に、合計7時間もの時間を、先方に割いていただいてきた。
そこでふと、月に一回の面談すら実現がままならない上司の顔が浮かぶ。
『なんで今の上司より、転職(することが決まってすらない)先の会社の人と話す時間の方が長いのだろう。』
しかも、圧倒的に先方の方が忙しいはずなのに。
社員に求められる資質を体現できているか
この会社では、IQよりもLQを重んじていると、面談で聞いた。
LQとはLove Quotientの略。愛情を持って人と接したり、人の愛情を受け取ることのできる力を指すよう。
最初聞いた時は、『LQって、本当に社内に息づいてるの…?』と、疑心暗鬼だった。
現職にも同様に、社員に求められる行動指針がある。厚い思いやりとか、高い知性とか、広い視野など。行動指針が絵に描いた餅になっている会社は、うちだけでは無いだろう。
でも、会社と私の双方がきちんとWin-Winとなるように、きちんと時間を取って、考える時間を与えてくださったその姿勢に、LQを感じずにはいられなかった。
今は、労働条件の確認の真っ只中。
さて、ここからが正念場ー。