苦手なことはしてみたい人としてみたい(お菓子編)
私は物を作る仕事をしています。
時々「自分で作った作品をカワイイというのは変ですよ。それってお客様が決めることですね」とご意見をいただくことがあります。(おっしゃる通り、ごもっとも!)
言い訳するならば、しょうがないのよカワイイと思うのは作る私の母心。
親が勝手にうちの子が一番カワイイでオーディションに応募する感じと言えば良いでしょうか。
私の作品は単純なカラーが多く良い塩梅にキャラクターになりやすいと思っていていつか誰かお菓子にしてもらえないかなと考えておりました。
ですが残念なことに誰にも見つけてもらえない・・この原石に気づいてもらえぬなら自ら動くのみとアイディアを出したわけです(親ばかだと思っていただければ幸いです)
親ばかユメノはお菓子を作る友人に私の作品のデザインでお菓子作って欲しいと相談をしました。お願いしたのは陶器のイエティ。
このイエティがメレンゲのお菓子にできないかなと相談しました。
友人は昨年からお菓子を販売するお仕事をしてみたいと頑張りはじめたミャーちゃん(店名VIVA LA VIDA)
趣味ではなく販売をする為のお菓子を模索しているミャーちゃんに色々なことを伝えて出来るか出来ないかゆっくりお返事待ち。
数週間後にミャーちゃんから連絡「メレンゲお菓子初めてだけど作ってみたよ」とlineがありました。
ああ・・すでにカワイイではないか・・・
初めて作りましたのヨタ感もかわいい♡焼きあがったら山形へ送ってもらえるとのことで楽しみに待ちます。
数日後無事に届きました。
ミャーちゃんは初めてのメレンゲでまだ納得していないところではあるようですが私の作風にはピッタリマッチしています。
はぁ~かわいい♡
ミャーちゃんにお願いして良かった。これからきっとミャーちゃんの味や食感などこだわりが出てきてさらに美味しくてかわいくなるのかなと楽しみです。
食べるのがもったいないなと思えるお菓子って特別。
私はお菓子を作りたいと思ったことが小学校で途切れてしまった人で途切れた理由が「向いてない」でした。
向いてないから作らなくはなったけど作ってみたいはあって、作るというのは私は考えるほうのつくるになったのかなと思います。
年齢的や時間的に限りが出てきていることもありますが経験からの工夫もあったり大人になると交流や価値観で進むこともあると感じます。
出来ないから諦めるのではなく出来ないときに頼れる人がいたり探せたり出来れば良いのかな。
私の場合は自分かしたいことを真剣に聞いてきれる友人や知り合いがいてくれたことに感謝です。
私がこのお菓子の話を相談したのは予定では2年後に向けての個展の為の準備の1つとしての話から。不安定な職業なので2年後なんてどうなってるか解らないくらいの私の話をミャーちゃんは楽しそうと聞いてくれました。
ミャーちゃんと出会ったのは20年前くらいかな親友の友人の友人でした。
たまたま聞いた誕生日が同じで占いをみるとミャーちゃんも同じなのかなとニヤニヤしたり数年ぶりに会ったら私と趣味が似て笑ったし(誕生日って同じって似るとろあるのねぇ~)
何よりもずっと友達でいてくれることや大人になっても価値観で一緒だったことも幸せだな。
大好きなプロレスの話も相撲の話も好きなポイント(盛り上がる所)が似てて話をしていて楽しい(私はミャーちゃんほどオタクではないけど)
久しぶりに会ってスーパーササダンゴマシンの話で盛り上がれるの同姓でミャーちゃんしかいないよ。
ありがとうそしてお菓子もヨロシクネ。