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プログラミング入門書を手にとる前に読むnote。【Python03:イメージを掴むために知っておくべき2つのこと】生成AI時代のプログラミング入門

割引あり

こんにちは。
会社員デザイナーのYackey(ヤッキー)です。

このnoteはプログラミング入門書でつまづいてしまった方や、まだ入門書を手に取っていない方に向けて、「Python入門書の壁」を乗り越えるためのコツをお伝えしていくシリーズです。

このシリーズの目標は読んでくれた皆さんに「ChatGPTにプログラムを書いてもらってバリバリ効率化や課題解決をできる」ようになってもらうこと。

ゆるゆると書き進めていますので気長にお付き合いください。

プログラミングの大雑把なイメージを掴むにあたり、知っておくべきことがいくつかあります。そのままですが、今回はその中でも優先順位の高い「イメージを掴むために知っておくべき2つのこと」をご説明していきますね。

「イメージを掴むために知っておくべき2つのこと」
1.車輪の再発明はしない
2.明快さとコメントの重要性

これです。
「いやいや、何のこっちゃ?」ですね。ですが「こういうものを作りたい」とChatGPTに指示をするときも、上手くいかなくて修正してもらう時も、大事なイメージなので、まずはここから押さえておきましょう。



車輪の再発明はしない


「料理で例えます」と言ったそばから車輪が出てきてしまっていますが、よく使われる表現なのでそのまま採用しますね。

車輪は今から約5000年前にメソポタミア文明で発明されたとされています。車輪が発明される前の時代には、重いものや大きいものを運ぶ作業はとても大変な重労働でした。車輪の再発明はしないとは、ご想像の通り、すでに誰かが発明した便利な道具を、わざわざ自分で一から発明し直さないということです。車輪と同じように、プログラミングでも、すでに完成している便利な道具がたくさんあります。これらを使うことでより効率的にプログラミングに取り組むことができるんです。

Yackeyがプログラムを勉強する前は、プログラミングとは「コード」と呼ばれる謎の呪文を使って、プログラマーがコンピュータにゼロから指示をオリジナルで書いているものだと思っていました。しかしどうやらそのイメージは違うようです。

例えを料理に戻しましょう。
プログラムとはレシピのようなものでしたね。
こんなシーンを想像してみましょう。

料理の初心者がスーパーで材料だけ買ってきて。。。

「今日はオリジナルレシピで晩ごはんを作るぞ!」
「そうだな、とにかく味をつけて煮込めば何とかなるっしょ。」
「砂糖どば〜」
「塩どば〜」
「しょうゆどば〜」


いや〜地獄絵図が思い浮かびますよね。

プログラミングの世界でも同じです。ゼロからオリジナルで作るのではなく、先人が作った便利な道具を組み合わせて「やりたいこと:課題解決」を実現します。

この先人が作った便利な道具のことを「ライブラリ」と呼びます。
生成AIと会話する時も専門用語はさらりと出てきてしまうので、最低限は専門用語も覚えておくと後々役に立つと思います。

さて、この道具を組み合わせるというところがChatGPTに書いてもらうときもポイントになります。
やりたいことが複雑になればなるほど、書いてもらったプログラムが一発で上手く動かないことが増えていくからです。
上手く動かない時は、やりたいこと(大きな課題)を小さく分けて、「道具の組み合わせで課題を解決する」という発想で考えることが大切です。

失敗したとき(=うまくプログラムが動かないとき)にどこか悪いのか判断もしやすくなるので、遠回りなようで小分けに課題解決をした方が結果的に効率的になります。

今回のnoteで覚えておきたいこと(1/2)
プログラミングの世界では先人が開発した知恵の結晶を「ライブラリ」と呼びます。直訳すると図書館。たくさんのレシピ本が図書館に並んでいるところを想像していただけるとイメージが湧きやすのではないでしょうか。このイメージを覚えておくと専門用語のつまづきポイントを一つクリアです。

付け加えると、Pythonが人気な理由の一つはこのライブラリの豊富さにあります。

「週末に自宅にお客さんを招いておもてなしをする」という状況があったとして、作れる料理のジャンルやレシピは多い方がいいですよね。

課題解決するときもそれは同じで、出来ることの種類や幅は多いに越したことはないのです。


明快さとコメントの重要性


それでは「イメージを掴むために知っておくべき2つのこと」の2つ目に進みましょう。

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