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心地よい場所・・・だけど

職歴を簡単に書いたのですが
見てない方は、こちらをご覧下さい😊

今の私・これからの私

https://note.com/d_hyde_love/n/na71bbca4413b

本編に行きましょう。


うつ病診断を受けてから
退職して次に就職した場所の
お話をしようとおもいます。

そこは、前の職場の上司が
一回連れて行ってくれた場所でした。

もしかしたら、辞めるかもと思って
連れて行ってくれたのかもしれません。

新しい場所
そこは、色々な福祉事業をされていました。

ガイドヘルパー・日中一時支援
ケアホームなど。

私は、最初に日中一時支援をさせていただきました。年齢もバラバラで障がいも様々な方達。

その中で任されたのが
作業の手伝いと、新しい作業を生み出すこと。

例えば、羊毛フェルトでぬいぐるみを作ったり織物をしたりなど。
ちゃんとした先生が居て教えてもらっていました。

最終的には出来上がった物をバザーで売って、その収益を利用者さんに還元する

喫茶店いったり
何処かに出かけたりなど。

職場の方に
ある時、お願いをされました。

「何も興味を示さない方がいるんだけど何かいい方法ないかな?」

職場の方は焦らせる事はしませんでした
私が思い付くまで待ってくれました。

私は考えて
昔やっていたビーズアクセサリーを
思い出しました。

試しに持って行ってみるか。
興味を示さなければ、また違うのを
考えれば良い。

持って行って職場の方に話をしました。これなら私でも少しは教える事が出来るのですがどうですか?
「いいじゃない!やってみよう(^^)」

緊張の瞬間。
利用者さんの目の前に色々なビーズを
並べて、横に私が座り最初は何も言わずにやってみる。

すると、利用者さんが私の方を見ながら
私が作っている最中の工程をずっと見ていました。

私から、やってみますか?と声をかけると頷きビーズを手に取りました。
私は丁寧に1つ1つ。分からない時は
やって見せるを繰り返し。

月日が経つと、黙々と笑顔でビーズに触れていました。
あの笑顔はとても輝いていました。

職場の方々とは、意見交換して
こうしたらどうでしょう?
こうアプローチしたら良くなりますかね?たまに、私の状態の確認もして下さいました。

ただ、転機が訪れました。
私にケアホームの世話人さんの話が来たのです。
17時〜翌朝9時まで。
最初は無理ですと断っていたのですが
人が足りないから、どうしてもと言われ
引き受けました。

そこからは悪戦苦闘。
あまり、やらなかった料理を準備。
お風呂・洗濯・掃除

知ってる利用者さんですが
色々な一面を見る。

利用者さんも増えて
初めましての利用者さんも増えたり。
悪戦苦闘の果てに上司の方から
ある提案が、、、。

「ケアプラン立ててみない?」

初めて聞いた時は、はっ?
イヤイヤ無理ですよ。無理です。

「無理強いじゃなくて、出来たらでいいんだよ。分からなかったら他の職員にアドバイス貰えばいいし。どう?」

しばらく考えさせて下さい。と答え
色々考えました。
努力が認めてもらえてる?
チャレンジしてみても良いのかな?

結果、やる事に決めました。
利用者さんの話を聞いて、これからどうしたいか?ケアホームで何をしたいか色々聴きながら、利用者さんの様子をみて試行錯誤。

職員の方にケアプランを見せて
厳しい言葉も貰いながら、、、。

結局は私のケアプランは採用されず
でも、良い経験が出来ました。

世話人になってしばらく経ったある日。
利用者さんの体調が優れない為
熱を測ると微熱が、、、。
ご飯も食べれないと言われたので
どうしよう。不安でいっぱいに。

職場の方々に連絡。
「様子を見て。」
「そっちにはしばらく行けない。」

私の中で昔の記憶がフラッシュバックの様に出てきてしまいました。
呼んでも誰も来てくれない。
助けてくれない。
負のループに入ってしまったのです。

そこからガタガタと音を立てて
私自身が駄目になって行きました。

仕事に行くと思うと泣いたり。
職場の近くに近づくにつれて勝手に涙が溢れでてどうにもならない。

私は職場の方に相談しました。
すると、「じゃあ17時から22時まではどう?」と言う提案。
私は、わかりましたと返事をして
しばらくは、それでやっていました。

それも長く続かない。
もう、無理なのかな。
また、相談しました。
辞めさせられても仕方がないと言う思いを胸にしまい。

すると、「今度はじゃあ事務作業手伝ってくれる?あと17時〜22時の間、もう1人職員いれるから。どう?」

私は思いました。
何で、ここまでしてくれるのか?
私より使える人を雇う方がいいのに。

他の日中職員の方からは、日中に戻ってきてもいいからね。
「私から戻す様に言ってるんだけど
中々上手くいかなくてごめんね😓」

優しい言葉の数々。
とても嬉しい反面、居たたまれなくなりました。

心地よい場所=苦しい場所

になって行きました。

せっかくの申し出を受けても
続かない。
泣いてしまう。
時には無理を言って休ませてもらう。

申し訳なさと出来ない私。
何でこうなるんだ!
迷惑かけたくないのに、、、。

流石にこれ以上は無理だ。

上司に辞めさせて下さいと申し出ました
私は、ちゃんとした職員ではなかったのでパート職員的な感じです。

その旨を、親や兄弟にも伝えました。
流石に親や兄弟も1年間の引きこもり
時代の私には戻って欲しくなかったのでしょう。承諾してくれました。

しかし、上司からは
「もう少し考えてみない?待つよ。」

流石の私も、
休職手当が出るわけでもない。

貯金を切り崩しても
少ししか持たない。

何より
こんな私を待ってると言って下さる人達
それが何よりのプレッシャー。
私の中の限界でした。

最後は、親同伴で心苦しいですが
辞めさせて頂きたいと思いますと伝えました。

何故、親を連れて行ったか?
その頃には、私が上手く喋れない。
キッパリ辞める意思を伝える事が出来なかった為です。

辞めると言いながら
やっぱり待っていてくれている。
まだやれるんじゃないか?
もう少し、もう少し。

冷静な判断を出せなかった為です。

あの方達には
本当に感謝しても仕切れないくらいです
そして、利用者さん。
体調が悪い私を見て大丈夫?
何か手伝うよ〜って優しい言葉をかけてくれたり、朝ご飯を食べ終わった後に
こっそり手紙をくれたり。

心地よい場所が崩れていく時。
優しい場所が私自身で苦しい場所にしてしまった。

周りからみたら恵まれているのかも
しれません。
何で辞めちゃうのかなぁって思う方もいると思います。

ですが途中から自傷行為をしてしまい薬が変わり、また副作用に悩まされ主治医に相談。
頓服を最大量のんでも治らない症状。

この状況では私は何も出来ません。
リストバンドをしていた時
利用者さんにどうしたの?って聞かれた時は誤魔化すのに必死でした。
あ〜私は利用者さんにこんな顔させてしまってる。悲しそうな顔。

心地よい場所が
苦しい場所に変わる

私の力不足。
自己肯定感の低さ。
色々な要素が混じり合って
退職しました。

此処での経験は得るものが多く
そして時として優しさが苦しくなる時もある事を教えて頂きました。

昔、私の長所は優しい所
短所も優しい所と言われた事があります

その通りかもしれません。
期待に応えたい。
もっと役に立ちたい。
ただ、自分自身の状況。
断る事も大切であり、症状が悪くなる前に対処する。

冷静な判断が今出来るかと聞かれたら
まだまだ、難しいです。
課題だらけですね。苦笑


ここまで読んで下さり
ありがとうございます😊
結構長い文章になってしまいました。
まだこれでも短くした方なんですが😅

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