サラリーマンの暮らしは薄い
執筆をし始めたときのこと。
なかなかキングコング西野さんみたいに読者を励ませる文章を書けなくて悩んでいた。
どうやったらああいうものが書けるのだろう?
今でも悩んでいるけど、あの頃はもっと分からなかった。
昨日もいいものが書けたぞ!と思っていたのだけど、今朝、改めて読み直してみたらなにか物足りなくて。
やっぱり何かぎ違う、一体なにが足りていないのだろう。もっと研究をしなくては。
そもそも最初にキングコング西野さんの記事を読んだとき、完全にたまたまで、僕は落ち込んでいませんでした。
だけど心が温かくなって。そして実際に会社で落ち込むことがあったとき、気づくと読み直したくなっている。
「帝国に挑む」というシリーズで、それはキングコング西野さんが忘れていきたくないことを書いている備忘録的なものなのですが、その中の一つ。
西野さんが志村けんさんをテレビで見て、テレビという世界を意識したというもの。
そこから20年後に、実際に西野さんは実際に志村けんさんと共演をして、感動をする。
そして文章の最後に、今度はこの言葉を誰よりも優しく僕が言う番なのだと思う
「大丈夫た」
と、
そう結んでいるのですけど、とても優しい。
なんであんな表現ができるのだろう。
たぶん僕には「励ましたい」という気持ちがあるけど、「書きたい事」という実体が薄いのだと思います。
何を書いてどう伝えるべきなのか、もっともつんと研ぎ澄まして暮らさないといけないと思う。
とはいえ、こんな社会の隅っこにいるサラリーマンがみんなの心温まるものを書けたらそれは暖かなことだなということも思う。
さて、みんなそれぞれに生きていくんだ。なにか伝えるべきことを探して。