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どくだみちゃん と ふしばな

吉本ばななです。やがて書籍になるときにはカットされる記事も含めています。どくだみちゃんは散文、ふしばなはブログ風です。コメントはオフですがTwitterに遊びに来て感想聞かせてく…
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2024年2月の記事一覧

ほのぼの回、冬の思い出

ほのぼの回、冬の思い出

✳︎今日のひとこと

決して毎日書けない人を責めてるわけではなく(仕事にしているのでなければ全然問題ないことです)、毎日書かなければ小説家にはやっぱりなれないですよね。
この娯楽にあふれた時代、ゆっくりと書く時間がある人はやっぱり少なくて、それでも書く人はただこつこつと書いている。報われなくてもなんでも書いている。
時代が変わって、私も書いたらなんでもかんでも出版できるというものではなくなってきま

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宝

✳︎今日のひとこと

これを書いている今は年末で、1年間の写真を整理している真っ最中です。
私には日常的に親しい友人ってあまりいないのですが(忙しすぎてひんぱんに会うのはスタッフと家族とお店の人だけ…近所の魚屋さん兄弟なんて毎日のように会っているのに!)、それでも写真を見ると、なんていうのか、新しい人がものすごく多いのです、今年は。
これまでよく知らなかった人たち、会ったばかりの人たち、そして昔か

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薬

✳︎今日のひとこと

麻生要一郎さんの味の秘密にまだ迫れなくて、本をくりかえし読みました。
レシピ本のようでいて、人生の本。
籍を含むなにかとてつもなく大きなものを失ったことで、自分の立ち位置を真剣に定めるために始めたお料理。
だから、迫力がある。静かな迫力です。
具体的には出汁とかえしを真剣に作る、素材をにごらせない。これにつきるんだけれど、そういうことじゃない。随所に覚悟があるのです。