悪口
悪口って聞いてイメージとしては、嫌なイメージがふわっと浮かびます。
小さい頃、「悪口は言うもんじゃないよ、自分にも悪い事が返ってくるよ。」なんて、教えてもらった事があります。
そうだよな。と納得して今まで生きて来ました。
実際に、本人に言おうが、陰で言おうが、どこかで周りに回ってトラブルの元となると思います。
そう思ってなるべく、静かに生きて来たつもりです。
言わない方がいい。
思っても口に出さずに堪える。
気にしない。
そうしないといけないと思うようになっていきました。
そしてそれが、普通になりました。
しかし、その後、社会人になり、数年経つと何か違和感を感じ始めました。
なぜ、このタイミングなのかは分かりませんが、違和感が芽生えました。
「どうして、悪口って言ってはいけないの?」
この疑問を抱いてから、考える様になりました。
別に悪口って言っても良いのではないか?
少し控えて、誰かに愚痴として、悪口を言いたい。
と思う様になりました。
最悪、トラブルになっても良いんじゃないか。
別に望んではいないけど。
今まで、悪口を言わない事で、そこまでストレスを感じて来ませんでした。
だから、言いたいくらい、ストレスが溜まったからとか、そんな理由ではなくて、ただただ、いいんじゃないか?と思ったのです。
少し愚痴を言ってみました。
そうすると、なぜか心が穏やかになっていくのが、分かりました。
聞き手も良かったのかもしれませんが、時には言う事も大切なことだと分かりました。
それは、今思えば自分を守る動作だったのかもしれません。
言いたい事を堪えるストレスって結構大きなものなのかもしれません。
そんなストレスを、気にしないふりをしていたのかもしれません。
ストレスがないという、自己暗示だったのかもしれません。
何にせよ、
悪口を言う事は時には大切であった。と言う事です。
トラブルは良くないし、相手を傷付けるのも良くはないですが、自分も自分で傷付けてはいけないです。
悪口を言う事って、私にはとても勇気がいる事でしたが、
一度言ってみると、二度目は簡単に出て来るものでした。笑。
トラブルにならない様に。
癖にもならない様に。
まあ、両方とも気しないというのであれば、気にせず悪口を言うのも、「自由」である。
最後に、
悪口とは、悪いイメージで合ったが、時には、自分にとって良いものへ変わる事がわかりました。
風邪をひいた時の咳や、くしゃみなのかもしれません。
しかし、私はそんなしょっちゅう、咳やくしゃみを出すことはできないです。笑。