
さよならをおしえて~Twitter創作物感想録78~
【YOUTUBEにて僕らの”文芸読解バラエティ”配信中!BGMにどうぞ】
【この記事はほぼ日更新だよ!チェックしてね!!】
「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
おおすげぇ(素)別の首と胴が惹かれあい結ばれ、しかしそれにも腐敗による限界が来る。最期の褥。身体を棄てた女の腹にはなんと……!表面的な現象の異常性を追っても怪奇譚として大いに楽しめますが、この示唆性が実に美味。例えば、真性の同性愛者に付き合ったばかりに子を成す機会を逸した母体(字数 https://t.co/fZVn8D7iVG
— さよなら (@D_8823_drive) February 13, 2019
炎の魔人めいた存在としての彼女。「火」の性質と、ある種の人間が持つ破滅的な性格を重ね合わせる構成。水面が凍るほどの極寒のなか、自らを燃やす以外に生きる術など無かったのかもしれない彼女と、その予想される末路がなんとも儚いです。視覚的にも白、黒、橙、赤、水色、浮かぶ色それぞれ美(字数 https://t.co/5JQS9YCwi1
— さよなら (@D_8823_drive) February 14, 2019
触れるもの皆傷つける人をナイフに例えたりはしますが、炎、となるとより深刻に、取り返しのつかない事態を招く性質を秘めているような印象です。「惹かれ」から「光れ」のシームレスさが「僕」の「焼かれながらも近づかずにいられない」手遅れ感を如実に物語っていて、最後の「煙の中」を強化し(字数 https://t.co/myxK9YYiHK
— さよなら (@D_8823_drive) February 14, 2019
ひらがなと「じゃないもん」などで可愛い感じかと思いきやラスト一文で「いやいやいやw」って声が出ました!この落とし方ナイス。繰り返される「おどろ」が「踊ろう」であり「楽器の響き」であり「おどろおどろしい」であったりもして非常に効果的。強力!
— さよなら (@D_8823_drive) February 14, 2019
ネタや物語を掴まなくても面白い領域に(字数 https://t.co/ssRC5CseQ9
#実に人間 !?と思いましたがそれはそれ。手探りで闇を泳ぐうちは気づかなかったちっぽけな自分。明るい世界とともに自覚した自分を他者として見る「超自分」の視点は、その愚かしさを嘲笑する。あらゆる意味の「今までなにやってたんだろう私」に通じる示唆を孕んだ一作。よき。 ばけもの性は置(字数 https://t.co/NLNSjG5VeC
— さよなら (@D_8823_drive) February 15, 2019
いいなと思ったら応援しよう!
