【読書会感想】悪童日記を読んで
コロナ禍で13年間通ってきた茶道教室に行けなくなり、半年が過ぎた。
この分人を生きられないことはつらい事だが、今は代わって文学サークルに参加することが、新たな経験になっている。
#文学を語ろう の読書会、八月の課題本はアゴタ・クリストフ『悪童日記』だった。
戦時下を生きる双子達と個性的な登場人物達が、感情表現の極めて少ない簡単な文章で綴られている。
アゴタ・クリストフが出版社に自らこの作品を郵便で送りつけ出版に至った経緯から、この作品は読まれるべきだという作者の強い意志