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新タブー大全'21【2021年5月号第1特集】

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2021年4月の記事一覧

看板キャスター降板にも官邸の影? 報道・人事に見える政権忖度――公共放送「NHK」に問われる真価

――第二次安倍政権の頃から、政権への「忖度」とも取れる報道姿勢が目立ち始めたNHK。今年2月には『ニュースウオッチ9』の有馬嘉男キャスターらの降板について、「週刊文春」が「菅政権の怒りを買って飛ばされた」と報じた。圧力や忖度は事実として存在するのか。そして公共放送は時の政権にどう対峙すべきなのか――。

『変容するNHK――「忖度」とモラル崩壊の現場』(花伝社)

「月額で1割を超える思い切った受

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検査スタッフはパートタイマー? 多くの業者が参入し、医療が混乱――民間PCR検査の“歪な構造”

――今は気軽に街角で受けられるようになった新型コロナウイルスのPCR検査だが、民間業者が行う検査には、さまざまな問題があり、この検査によって、国内の医療体制が混乱することも懸念されている。中国や台湾のように感染を抑え込めなかった日本の現状は、国のありようそのものを問うている……のではないだろうか。

街で告知されるPCR検査の案内看板。

 すでに我々は、1年以上も“コロナ禍”という世界を生きてい

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規制の先にあるアリババとテンセントの合併――「習近平の逆鱗に触れた」中国メガITの国家支配

――今日の中国の経済的な発展を世界に示してきたアリババの創業者、ジャック・マーが公の場から姿を消したことは、日本でも話題になった。国家を超えて成長を続けてきた企業が、中国政府のタブーに触れてしまったのだろうか……。

『チャイナテック: 中国デジタル革命の衝撃』(東洋経済新報社)

 中国を牽引する二頭の「馬」が今、瀕死の状態にある。

 中国メガITのツートップである、アリババのジャック・マー(

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訴訟、副反応、報道、陰謀論……取り沙汰されてきた4つのワクチン

――時代によって非難されてきたワクチンはそれぞれ違う。ここでは、今に至るまでに忌避されてきた代表的なワクチンを紹介していこう。

『感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた』(KADOKAWA)

●大人も感染する百日咳
三種混合(DPT)ワクチンジフテリア(diphtheria)、百日咳(pertussis)、破傷風(tetanus)の3つが一緒に入ったワクチン。通称DPT。国内では196

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Qアノンや反マスク派とも合流!――科学的根拠はない消費者運動! 反ワクチン運動の潮流と広がり方

――新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まったが、テレビでは盛んに副作用が報じられており、こうした情報を見ると正直怖くなる。世間にはワクチン接種に否定的な者もいるということは、同時にワクチンに対する忌避の長い歴史もあるということだが、これは何がきっかけで始まったのだろうか?

新型コロナウイルスの感染拡大と共に、勢力を伸ばす反ワクチン運動。(写真/David McNew/Getty Imag

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神のおかげで特殊能力を得た!『ザ・ボーイズ』が描く福音派のパロディ



――スーパーヒーローの醜悪な裏側が暴かれていくAmazonプライム・ビデオのドラマ『ザ・ボーイズ』。ここで映し出される福音派の戯画とは――。

 福音派メガチャーチは「こういう感じか」とわかるのが、Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン1だ。企業ヴォートがスーパーヒーロー事業を展開。所属ヒーローはカネを得て喝采を浴びるため、きれいな面を世間に見せているだけ。裏

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トランプを支える宗教右派のマーケティング! ドラッカー的ビジネスで信者獲得……ワクチンを信じない福音派の布教

――近年、トランプ前米大統領を支持し、コロナワクチンに懐疑的な存在として、日本のメディアもしばしば取り上げるキリスト教右派「福音派」。ただ、カルトと見なすには規模があまりに大きく、アメリカの政治に影響を与えてきた。では、どのように教えを広め、信者を集めているのか――。その驚くべき“布教”のあり方に迫る。

コロナ禍にもかかわらず催された福音派ミュージシャンのコンサートにて、観客はこのようなフラッグ

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ジェンダー、LGBT、外国人……「森発言のどこが女性差別?」老人とポリコレの不協和音

――今日の最大のタブーはポリティカル・コレクトネスをぶっちぎることだ。世界的に大炎上した森喜朗氏の女性蔑視発言は、それを象徴するものだった。では、一般の高齢者はあの失言をどう受け止めたのか? 実は同じ価値観を共有しているのでは――。

(絵/サイトウユウスケ)

 2月3日、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長(当時)の森喜朗氏は、女性理事を40%以上登用するルールを作ることについて「女性理事を

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ディープステート、不正選挙、コロナデマ……Qアノンの日本版「Jアノン」も! 広がる陰謀論とGAFAの対応

――近年、世界的に陰謀論が蔓延しており、その拡散装置として、フェイスブックやYouTubeが使われてしまっていることから、GAFAに対する批判も出ている。一体、なぜ今の時代に荒唐無稽な陰謀論が広がるのか? そして、それらに対してGAFAは、どのような対策を立ててきたのか?

Qアノンの「シャーマン」ことジェイコブ・アンソニー・チャンスリー。(写真/Win McNamee/Getty Images)

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