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『なぜ君は総理大臣になれないのか』DVD発売記念――“勝てない”政治家【小川淳也】が語る政治とコロナと与野党
――立憲民主党・小川淳也衆院議員の歩みを追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』。本作が政治家を題材にしたドキュメンタリー映画としては異例のロングラン上映&ヒット作となった理由は、時に「政治家に向いていない」と言われる小川議員の政治家としての“稀有”な姿勢にあるだろう。そんな彼は現在の日本の政治状況をどう見ているのか。
(写真/西村満)
『なぜ君は総理大臣になれないのか』
[DVD]監督:大
ヘッジファンドのデータを売り、躍進する――投資家をカモる禁断のアプリ! 金融の民主化「ロビンフッド」
――株式市場に突如として現れたアプリ「ロビンフッド」。日本でもその名は浸透してきたが、ここに来て米国では大きな問題が報じられている。「金融の民主化」を謳うこの株取引アプリはどのような影響をもたらすのか――。
『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(日経BP)
現在、米国のミレニアル世代を中心に人気を博している株取引アプリが「
女性の雇用問題とパパ活 パパ活をするのは生活のため……その背景にある雇用問題
パパ活をテーマにした、FOD配信ドラマ。ここから純愛に持っていくのだろうが、ちょっと軽率だったんじゃないだろうか……。
――アイドルかどうかにかかわらず、パパ活は現代日本に蔓延している。その背景には、女性の雇用状況の悪化もありそうだが……。
「パパ活」という言葉は、16年に交際クラブ最大手の「ユニバース倶楽部」によって作られ、インターネット上のアフィリエイターたちによって拡大。「援助交際」
=LOVEだけじゃない! 月収約 12万円でアイドルがパパ活……夢追う女性の過酷な現実
――ここ数年、若い女性が男性から援助を受ける名目で広がっている“パパ活”。デートをするだけで金銭の授受が行われるといわれていたが、すっかり単なる売買春となっている。さらに、アイドルまでが手を出していたことも報じられたが、その裏には、爆発的に広がったアイドルビジネスの負の側面があった。
グーグルで“パパ活”と検索すると、パパ活サイトやパパ活アプリの広告が、わんさか上位に上がってくる……。
今年
タブーなきカーダシアン家――仰天修羅場傑作5選
――一般人であれば、誹謗中傷によって雲隠れしてしまいそうなカーダシアン/ジェンナー家(後者は母クリスの再婚後の名字であり、四女と五女が同姓)が巻き起こした修羅場をプレイバック!
『アメリカン・セレブリティーズ』(スモール出版)
【1】事件は会議室で起きてるんじゃない!
「浮気の現場は家庭内」(19年)三女クロエの妊娠中、ほかの女とよろしくやっていた浮気魔カレシことNBAの選手トリスタン・トンプ
タブーな出来事すら私の栄養! セックステープから法曹界へ――キム・カーダシアンの人生
――セックステープ流出というセンセーショナルな世界デビューを果たした、ご存知キム・カーダシアン。ラッパーのカニエ・ウェストの妻としても知られる昨今だったが、約7年間の結婚生活に終止符を打った。現在は弁護士になるべく、日々勉強に没頭している彼女だが、本誌16年5月号に掲載したキム事情からアップデートされてきたタブーな人生を総ざらいしてみた。祝・ビリオネア!
(絵/ICHIRAKU STUDIO)
「風通しのいい会社」という虚像――独自路線で愛される“テレ東”が身中に抱えた爆弾
――個性的な番組、複数の名物テレビマンたち、自由な社風――テレビ東京の評価はこの数年上がり続けている。だがその実、イメージとは裏腹に局内では締め付けもしっかりと存在し、親会社である日経新聞社との関係に左右されるなど、権謀術数が渦巻いている。今春には内部から体制を批判する記事が文芸誌に掲載された。テレ東で何が起こっているのか――。
上出氏が手がける『ハイパーハードボイルドグルメリポート』は業界内視
看板キャスター降板にも官邸の影? 報道・人事に見える政権忖度――公共放送「NHK」に問われる真価
――第二次安倍政権の頃から、政権への「忖度」とも取れる報道姿勢が目立ち始めたNHK。今年2月には『ニュースウオッチ9』の有馬嘉男キャスターらの降板について、「週刊文春」が「菅政権の怒りを買って飛ばされた」と報じた。圧力や忖度は事実として存在するのか。そして公共放送は時の政権にどう対峙すべきなのか――。
『変容するNHK――「忖度」とモラル崩壊の現場』(花伝社)
「月額で1割を超える思い切った受
検査スタッフはパートタイマー? 多くの業者が参入し、医療が混乱――民間PCR検査の“歪な構造”
――今は気軽に街角で受けられるようになった新型コロナウイルスのPCR検査だが、民間業者が行う検査には、さまざまな問題があり、この検査によって、国内の医療体制が混乱することも懸念されている。中国や台湾のように感染を抑え込めなかった日本の現状は、国のありようそのものを問うている……のではないだろうか。
街で告知されるPCR検査の案内看板。
すでに我々は、1年以上も“コロナ禍”という世界を生きてい
規制の先にあるアリババとテンセントの合併――「習近平の逆鱗に触れた」中国メガITの国家支配
――今日の中国の経済的な発展を世界に示してきたアリババの創業者、ジャック・マーが公の場から姿を消したことは、日本でも話題になった。国家を超えて成長を続けてきた企業が、中国政府のタブーに触れてしまったのだろうか……。
『チャイナテック: 中国デジタル革命の衝撃』(東洋経済新報社)
中国を牽引する二頭の「馬」が今、瀕死の状態にある。
中国メガITのツートップである、アリババのジャック・マー(
訴訟、副反応、報道、陰謀論……取り沙汰されてきた4つのワクチン
――時代によって非難されてきたワクチンはそれぞれ違う。ここでは、今に至るまでに忌避されてきた代表的なワクチンを紹介していこう。
『感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた』(KADOKAWA)
●大人も感染する百日咳
三種混合(DPT)ワクチンジフテリア(diphtheria)、百日咳(pertussis)、破傷風(tetanus)の3つが一緒に入ったワクチン。通称DPT。国内では196
Qアノンや反マスク派とも合流!――科学的根拠はない消費者運動! 反ワクチン運動の潮流と広がり方
――新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まったが、テレビでは盛んに副作用が報じられており、こうした情報を見ると正直怖くなる。世間にはワクチン接種に否定的な者もいるということは、同時にワクチンに対する忌避の長い歴史もあるということだが、これは何がきっかけで始まったのだろうか?
新型コロナウイルスの感染拡大と共に、勢力を伸ばす反ワクチン運動。(写真/David McNew/Getty Imag
神のおかげで特殊能力を得た!『ザ・ボーイズ』が描く福音派のパロディ
――スーパーヒーローの醜悪な裏側が暴かれていくAmazonプライム・ビデオのドラマ『ザ・ボーイズ』。ここで映し出される福音派の戯画とは――。
福音派メガチャーチは「こういう感じか」とわかるのが、Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン1だ。企業ヴォートがスーパーヒーロー事業を展開。所属ヒーローはカネを得て喝采を浴びるため、きれいな面を世間に見せているだけ。裏
トランプを支える宗教右派のマーケティング! ドラッカー的ビジネスで信者獲得……ワクチンを信じない福音派の布教
――近年、トランプ前米大統領を支持し、コロナワクチンに懐疑的な存在として、日本のメディアもしばしば取り上げるキリスト教右派「福音派」。ただ、カルトと見なすには規模があまりに大きく、アメリカの政治に影響を与えてきた。では、どのように教えを広め、信者を集めているのか――。その驚くべき“布教”のあり方に迫る。
コロナ禍にもかかわらず催された福音派ミュージシャンのコンサートにて、観客はこのようなフラッグ