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短編小説『夜が明けたら、君の横で死にたい。』
君の額からこぼれ落ちる赤い滴は、僕の両手では止められない。僕の脇腹から涌き出る赤い泉は、君の両腕では止められない。
君が僕を守り、僕が君を守った結果だ。
薄明るい空を見上げて思う。
ああ、朝日が見たい。
いつか一緒に見ようと言った、この想い出の地で、君と初めての朝を迎えたい。そうして、すっかり夜が明けたら。君の横で、君の隣で、死にたい。
桂五郎著:
『夜が明けたら、君の横で死にたい。』
#架空タイトル
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる