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夫婦の形は、夫婦の数だけあるよねぇという話 part4

友達から変わっていると言われているチョコ夫婦。

このシリーズ?も part4 に。

映画だったら、まだ完結しないの?と思われていることでしょう。

相も変わらず自由気ままな生活を送っている。


久しぶりに家族四人で駅前まで出かけた時の話。


車を降りた瞬間からバラバラになるのはいつものこと。

「俺、上の本屋に行くね」と息子。


どこに行くとも言わず、いなくなる夫。


娘はアニメイトへ。

エスカレーターで上がっている途中、夫の後ろ姿を発見。

映画のパンフレットに中古のレコード、DVD等が置かれているコーナーに釘付けのご様子。


アニメイトに興味のない母さんは、別フロアにいるLOVOTくんに会いに。


運がいいことに子どもたちもいなかったので、LOVOTくんを独り占め。


30分ぐらい経っただろうか、エスカレーターで娘のところに戻る途中、夫を見かけたのだが、30センチほどしか移動していないように見えたのは気のせいだろうか。


長時間パターンになる予感しかない。


娘と合流すると


「△△本屋に行きたいんだけどぉ」


「お兄ちゃんが上の〇〇本屋にいるから、迎えに行ってから△△本屋に行こう」


その旨を伝えに一旦夫の元に。


夫は、まだまだ時間がかかりそうなので、わたしたちだけで息子のところに行ってみる。


息子が見当たらない。


電話してみるが、繋がらない。


これもいつものパターン。


何度か電話し、ようやくつながったと思ったら本屋にいるよと。


「上の本屋に今ついて、ぐるっと回ったけど、どこにいるの?」


「△△本屋だよ」


本屋は本屋でも別の本屋にいたのである。    

 
確か上の本屋に行くって言ったよね??


息子いわく、最初から△△本屋に行くつもりだったと。


ここで言い合いしても始まらない。


△△本屋に行きたがっていた娘は、


「ラッキー!!」とVサイン。


夫に連絡して、3人で△△本屋へ。


歩いて10分ぐらいだろうか。


その間に成り行きを説明。


「別の場所に移動するなら連絡してくれてもいいじゃんねぇ」


と同意を求めたのだが、


「どうせ娘も行きたがっていたんでしょ?俺もあの本屋に行きたかったんだよなぁ。ちょうど良かったじゃん」


と、全く気にしていない様子。


ん?


ちょうど良い?


「ここにいると言った場所にいなかったんだよ」


「駐車場はこっちだし、ある程度したら戻ってくるつもりだったんじゃない?」



と息子のフォローをし始めた。



そう、夫にしてみれば、普段自分がしている行動となんら変わりがないので、イラッとしている妻の気持ちに気がつくわけもないのである。



移動する時、きちんと相手に連絡するのは、いつも娘と母さんである。



夫は好きなところに黙って行き、頃合いを見計らって戻ってくる。



息子が自分が行きたかった場所に先に移動してくれてラッキーぐらいに思っているようだ。



最終的に、娘が行きたい△△本屋に行くことになったのだからイライラする必要もなかったな〜と歩いているうちに母さんも気持ちを切り替えることができた。



自分が連絡するから相手も連絡するだろうと思っていたことがそもそも違ったんだよね。



この思い込みで過去に何度もぶつかっているのにね。



息子や夫の性格をわかっているのに時々期待しちゃうんだよなぁ。



夫は、割合待っていられるタイプだ。



思ったこともすぐには口に出さない。



夫の手には、映画のパンフレットが。



全く移動していないように見えたけれど、しっかり買っていた。



本当は、もっと見たかったらしいけれど、また来ればいいや〜ぐらいに思ったようだ。



このゆったり感にわたしたちは救われている。



わたしがギャーギャー言っていても夫はスルーしていることが多い。



そのおかげで、子どもたちは両親から同時に叱られるということがほとんどないのである。



他の人には、無口で好き勝手な行動をしているように見えるかもしれない。



話さないからといって何も考えていないわけではないのである。



言語化が必要なことがわかっていても苦手な人もいる。



こちらがそれをわかったうえで、生活すればいいだけのこと。



とはいえ、その〇〇するだけが難しいのだが。



お互いどこか妥協しながら生活を共にしていくのが夫婦なのかもしれませんねぇ。



では、また☆





































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