子供と向き合うって難しいという話
子供がまだ小さかった頃は、
叱る ≠ 怒るを意識していました。
そして、
人格を否定することだけはしないように気をつけて、言葉を選んで注意をしていた気がします。
危ない行動や迷惑になる行動をした時には、かなり強い口調で。
その他は、優しく言い聞かせるように。
子供たちも親から注意をされれば、素直に謝ってくれていました。
数年後。
成長していくにつれ、親とはあまり話をしなくなるように。
小学校の高学年になる頃には、リビングにいる時間が少し減り、自分の部屋で過ごす時間が増えていきました。
それでも休日は、一緒に出かけることもあったし、まだ反抗的な態度はありませんでした。
中学生になり、声変りをし始めた頃から本格的に思春期に突入した感じです。
なんとなくイライラしているなぁ~と思われる時間が増え、反抗的な態度も見られるようになってきました。
この頃には、外出した際は、並んで歩くことすら嫌がり、数十メートル後ろから(?)歩いていました。
「別にぃ」
「知らない」
「うるさいなぁ~」
あなたは、三単語しか話さないの?と思ったものです。
まぁ~成長過程だし、母さんのイライラポイントではなかったので平和(?)な毎日でしたよぉ。
その後、進路関係で悩み始めたのもあり、彼のイライラが加速度を増していきました。
学校関係のプリントが永遠に渡されないのは、小学生の時から慣れていたので、母さんもイライラはしなかったのですが、乱暴な言葉が気になって気になって。
「うるさい!」なら許せるのに「うるせぇ~なぁ!」にカチン!
「面倒くさい!」なら許せるのに「面倒くせぇ~んだよぉ!」にカチン!
「はぁ?言っていることが伝われば、なんだっていいじゃん!」
にカチン!
「なんだっていいわけがないでしょ!」
もうこのあたりで、
叱るよりも怒りモード全開になっていましたねぇ。
頭では理解しているんですよ。
いちいち反応しないで、スルーすればいいって。
イライラしているから乱暴な言葉を使っているのだろうと。
でも腹がたってしまって、無視ができなかったのですよぉ。
今、考えれば、母さんもなんであんなに怒ったのかわかりません。
もう少し冷静に話ができたはず。
どちらも自分が正しいと思っているので、謝るはずがありませんよね。
彼と衝突するのは、毎回言葉づかいからスタートしていた気がします。
派手に意見をぶつけ合っていましたねぇ。
小学校卒業時の感謝の手紙は、先生に書かされた感が満載の定型文ともいえる内容でした。
中学校の卒業式は、感染症の影響により、親は1名のみ参加となりました。
式も短縮され、最後のクラスの様子も親は見ることができませんでした。
そんな中でもらった感謝の手紙。
その場で読むと泣いてしまいそうだったので、家に帰ってからゆっくりと読みました。
3年前の定型文とは違い、息子らしい斜め上からいく内容となっていました。
あの時に、本気で言い合って良かったと思った瞬間でもありました。
高校生になり、
思春期のトンネルから抜け出したかなって感じです。
離れて歩く間隔は、縮まってはいませんがね。
子供には変わりがないのですが、母さんも彼を大人として接するようになった気がします。
何気ない日常を綴るよよさんの
答えになるかは、わかりませんが、我が家はこんな感じです。
そして、今度は娘が中学生になり、思春期入り口を迎えております。
まだ自分から色々話をしてくれたりしていますが、今後どう変わっていくのか!?
思春期の女の子との向き合い方をぜひとも教えておいて欲しいと願う母さんなのであります。