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うまい儲け話にご注意を!

投資や副業といった儲け話をきっかけにした消費者トラブルが年齢を問わず依然として続いているという。
投資や儲け話を聞いても乗らないことが一番だ。


|設け話に騙されるな!

投資や副業などの名目の儲け話をきっかけとしたトラブルが広がり続けている。特に、最近では以下のような、無登録の海外事業者による詐欺的な投資勧誘のほか、若年者に対する詐欺的な投資勧誘、暗号資産に関する詐欺的な投資勧誘によるトラブルも目立ってきているという。

|投資話は疑ってかかるべき

投資や儲け話を聞いたら、まずは疑うことだ。
この時代どう考えても、投資や儲け話などうまい話はないであろう。
あるとすれば・・・、はて?思いつかない。
株式(株価)なども日々社会情勢や海外情勢によって変化しており、安定性がない。
金は・・、はて?安定はしているかもしれないが、でも・・・

|トラブルのケース

国民生活センターが把握している儲け話に関するトラブルについては、無登録の海外事業者による詐欺的な投資勧誘、若年者に対する詐欺的な投資勧誘、暗号資産に関する詐欺的な投資勧誘によるトラブルが目立ってきているという。
その代表的なものとしては
○ 海外に所在するとしている業者が、金融商品取引法に基づく登録を受けずに国内の消費者に対して勧誘を行い、トラブルになっているケース
○ 金融商品取引法に基づく登録を受けていない業者(無登録業者)等が、セミナーやSNS等を通じて若年者に「投資話」を持ち掛け、消費者金融等から借り入れをさせて投資させるなどし、トラブルとなっているケース
○ 暗号資産で海外事業者に投資をすると大儲けできると勧誘を行い、配当や預かった暗号資産の払い戻しに応じずにトラブルとなっているケース
などである。

|対応は「断る」ことだ

○ 投資勧誘等を受けた場合には、業者の登録の有無なども確認し、契約するつもりがなければきっぱりと断ることだ。

○ 「説明だけでも聞いて・・」も危ない誘いである。話を聞くと断れなくなる可能性がある。

○ 勧誘の真偽を見極める。友人知人から「セミナーだけでも受けてみよう」と誘われても、イヤと断ることが結果的に将来の人間関係を築くことになる。軽い気持ちで、一度でも参加すると、個人情報を提供することになり、その後もしつこい勧誘にあうことが多いのだ。
実際に勧誘詐欺にの被害に遭うと友人関係を悪くすることになる。

○ 金融商品取引業の登録を受けた業者だという場合には、金融庁の「免許・許可・登録を受けている業者一覧」で、また、暗号資産交換業者に係る情報や利用者の方向けの注意喚起等に関する情報は、「暗号資産の利用者のみなさまへ」を用いることで、それぞれ確認することができるので確認してみるとよい。

|不審に思ったらすみやかに相談を!

各地の消費生活センターでは、投資勧誘トラブルなどについて相談を受けているので、少しでも不安に思ったらすみやかに消費生活センター等にしてみるとよい。

また、SNSや広告などで、国民生活センターや金融庁等の公的機関を騙った詐欺的なトラブルもあるので、不審な場合には消費者センター「188番」や直接金融庁に確認をすることも必要だ。

消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号。
金融庁等の関係機関でも注意喚起を行っているのでホームページなどの活用を。

|おわりに

今回のまとめは「投資や儲け話を聞いたら、まず疑うべし」ということだ。
うまい設け話はない、「必ず」や「確実」はウソである。
「高利回りだから・・」といのも怪しい勧誘文言。どう考えてもそんなにうまい話なら、わざわざセミナ-は開かないだろう。
もし本当なら、他人からお金を集めないし、そんなに高利回りなら人に話さず自分でこっそり儲けるだろう

副業や稼ぎ話の勧誘にこも注意が必要だ。
「楽して」設けるバイト、「簡単」な作業はウソですね。
勧誘している人の方に、楽して簡単にお金が入ってしまう、吸い上げられているのだ。
皆さん注意してください!

参考資料
金融庁:

広報資料:
年末年始の時期、ご家族の間などでお話しする機会に、儲け話への注意喚起をお願いします!https://www.kokusen.go.jp/soudan_now/pdf/moukebanashi_lf.pdf