圧倒的顔の良さをくらいまくって健康になる「WAR ウォー!!」 インド映画感想
この感覚はなんなんだろうか。久しぶりにパソコンに向かって書いている・・・いつ以来だろうか・・・
私は行ったライブのレポートを別のサイトでコネコネ書いているのだが、映画でこのように書くのは初めてなことに気づいた。
多分この文章も、パソコンの前に向かって唸りながら気絶するように寝て、起きたと思ったらまた唸って書いているのだろう。いつものことである。
実際、観た次の日までこの映画のことで頭がいっぱいになって書いている。
なぜこんなことになっているかというと、今日初めてインド映画「WAR ウォー!!」を見てきてその熱量と顔の良さに圧倒されたからだ。
インド映画へのファーストコンタクト
いつぞやに「バーフバリ」がTwitterの私のタイムラインをざわつかせ、映画レビューマンガの「邦キチ」とか「シネマこんぷれっくす!」で紹介され、いつか見たいな・・・と思ったまま、このコロナの状況に突入していた。要は劇場で見るタイミングを逃したままだったのだ。
暇さえあればTwitterを見てしまう私のタイムライン上に一個のtweetが上がってきた。
これである。
ishiika氏は、私がマンガレビューの参考になるような記事をnoteで探している時に「五等分の花嫁」のレビューをしていた方。
異次元の角度から50CENTとの関連性を説いている文章を見て、「この人は間違いないな(狂っている)」と感じ、そこからジョン・ウィックを知ったり、アクション物面白そうだな・・・と思わされた方である。
基本的に映画作品内の暴パートの魅力的な解説をする人が
俺はその時リティク=カビールのことを何も知らない。顔もまだ見ていない。だが断片的に写される圧倒的な顔の良さによる未知の衝撃に、脳が存在しない過去を捏造しはじめていた。(上部記事より引用)
あれ!?顔の話しかしてない!?!?となって、「WAR ウォー!!」がおそらく私が見たことない感じのヤベエ映画ということがビシビシ伝わってきたのである。
こんな世の中だ。長期休暇でも遠出もできなければ、カレーとラーメンの食べ歩きか本を漁るしかやることがなかったので近隣でやっているところを探し、塚口まで向かった。
ドニー・イェンが特集されてる!?
初めて来る映画館、初めて見るインド映画というのもあって、多分わかんねえことだらけだろうし、普段の何倍も脳を空っぽにしてワクワクして観てきた。
なんだコイツら・・・ずっと顔がいい・・・
あらすじ:「カビールが裏切った!」 インド対外諜報を担う調査・分析部RAWに衝撃が走った。
国際的なイスラム教過激派テロリストを追ったRAWのNo.1の腕利きスパイのカビール(リティク・ローシャン)がこともあろうに味方の高官を射殺して逃亡した。RAWはカビールを抹殺することを決定し、優秀な若手スパイのハーリド(タイガー・シュロフ)がその重要なミッションに名乗りを挙げるが、2人の上司ルトラ大佐は心配する。
ハーリドにとってカビールは憧れの存在であったばかりでなく、チームの指揮官と部下として数々の作戦に従事した師でもあったからだ。
ハーリドはスパイとして任務を遂行すると堅く決意しながらもなお、「なぜ?」という気持ちを拭いされないままカビールの行方を追う。
カビールとハーリド、2人の凄腕スパイの死力を尽くしての戦い<WAR>が始まった!※公式サイトより引用
※RAW:(Research and Analysis Wing) -インドの対外諜報機関。
先に言わなければならないのは、私自身が映画をあまり見ていない&知らない人であるということだ。集中が続かないので劇場でないとほぼ映画を見ないし、今作を見る前に劇場で見たのは「ミッドサマー」、「ジョンウィック:パラベラム」、「スターウォーズの最後のやつ」程度で、もちろん俳優だってあやふやな知識しかなく、キアヌ・リーヴスとドニー・イェンの区別がギリギリつくぐらいの解像度の低さである。
そんな私でも、今作における「タイガー・シュロフ」と「リティク・ローシャン」という二人の俳優の名前とキレキレの顔は忘れたくないと感じるほど、この映画は彼らの魅力を出すことに全振りしている映画だった。
冒頭から、ワイルドでなおかつ甘い顔が画面いっぱいに出てきて、もはやイケメンと言っていいのか・・・?イケてるという言語表現が正しいのかわからなくなるほど、脳が混乱したのをよく覚えている。
なんで試合開始直後にアゴにパンチをもらって脳を揺さぶられているような感覚を劇場で体感してるんだよ!?
その中でもリティクの色気とタフガイさと顔がとてつもなかった。
タイガーのピンチのときなどに、毎回「ここでリティクが来てくれたらいいのに・・・」と思う一番いいタイミングでやってくる。そのたびにキュンを通り越してヒュ―――――――‼‼と心をわしづかみにされていったのである。
後半にいたっては、常にタイガーとリティクが画面上でところ狭しと顔アクション顔セクシーガンアクションとバシバシに浴びせてくるので、この作品の評価がうなぎ上りに上がっていくのを実感した。
ところどころモヤっとした場面もあったが、それを上回るテンションとアクションやカーチェイス、バイクでの追走劇やら全部盛りの内容と、だいたいタイガーとリティクの顔の良さで脳内を埋め尽くされ、結果的に見る前より健康的になった気がするくらい素晴らしい映画だった。インド映画すごい。
「WAR ウォー!!」はアクションが好き、日本で見られない良い顔の俳優が見たいという人にオススメできる映画だった。私は頭空っぽにしすぎたせいで、高濃度のナイスフェイスをぶつけられて困惑したがいい感じになっているのでいいだろう。
もし注意するのであれば観る前に1度、リティク・ローシャンで画像検索をして耐性をつけたほうがいいかもしれないという点だけである。
その後、会場を出る足で生まれて初めて自分の金でパンフレットを買い、今はパソコンのモニターの前に飾って、観た内容を思い出している。
Jai Jai Shivshankarめっちゃカッコよかったな・・・・
・・・・
インド映画なのに1回しかダンスパートなかったな・・・・