映画の感想 「シャドウ・プレイ(完全版)」 ロウ・イエ監督
2019年に一度日本でも上映されていますが、中国政府の検閲によって不完全版だったそう。今上映されているのはカットされた部分が復活した完全版。
都会の村って本当にあったの?
中国の経済成長期の金持ちってあんなに汚いの?
あんな気持ち悪い話ばっかりなの?
刑事なのに、若者だとあんな軽率?
今はどうなの?
どこのあたりが検閲NGだったの?
ということなど、気になりました。
汚くて、気持ち悪いものだらけでげっそりします。人間、裏表があって、信じてたものがひっくり返る辛さを感じました。もうそういう酷いところこそ、映画で訴えてやりたいと言う気概が詰まってる感じがしました。
見たあと、苦しかった…。
正直、一回では理解しきれてる自信が持てないです。
なぜ、この映画を見たか、というと、ロウ•イエ監督だったから。美人が主人公を翻弄するミステリアスな映画「ふたりの人魚」「危情少女 嵐嵐」などむかーし見ていて、懐かしいと思ったので。これらの映画も難解だった…。
「インファナル・アフェア 無限道」のエディソン・チャンが出てたのに、帰りにチラシ見て気付きました…。もう若者ではなくなってた。って事は、私もか。インファナル・アフェア、また見たいです。
今日はトークショーが開催されて、映画の中に出てくる音楽の紹介がありました。映画のタイトル 「風中有朵雨做的雲」と、当時大流行の「一場遊戯一場夢」、「一頭のラクダ」。カラオケで歌えるようになりたいです。