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映画の感想 「金の国 水の国」

戦争に関わるアニメという事で、家族で見に行きました。

1000年もの昔から、たびたび戦を重ねている金の国と水の国のお話。先の戦(50年前)の停戦後、二つの国は約束を結びました。金の国からは「一番の美女を水の国へ嫁に出し、水の国からは最も賢い男子を金の国へ婿に出す」という約束。その約束が果たされた日、第93王女のところにきた婿。彼が乗っているはずの籠を開ければ「犬」で、水の国に来た美女は「猫」。お互いの王様が約束を破っていました。

始まりのあたりの大まかなストーリー

この映画を見て思ったのは2つ。

1つは、平和的に解決しようとするには「嘘」をつくことも必要なのかなと思い、正直さが必ずしも大切とは言い切れないのですね、ということ。

2つ目は、映画を観た後、私の疑問「金の国の王様はかなりシリアスにキリキリとした怖い様子で人殺そうとしたりしてるけど、水の国の王様は、大酒飲み比べしたり、どちらかというと呑気な印象。なぜだろうね?」に対して、次男が「金の国はあと50年で滅びるのが確定だからじゃない?」との意見。全然そんなこと気づかなかった。切羽詰まるとひどい行動をしてしまうのか…。某国もそうかもしれないし、あと、自分もそうかもしれない…と自省。

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