本の感想 「あの人にイライラするのは、部屋のせい」米田まりな
年末の本屋さんに、平置きされていたこの本。タイトルのストレートさに、ぐっときたのと、「東大卒「収納コンサルタント」が開発!心理学的片付けメソッド32」という副題で「ときめき」と違う何かが掴めるかもという興味で読んでみました。
「あの人」というワードがある通り、相手がどういうタイプか診断し、どうして片付けられないのか、どうしたら片付けられるのか、を、教えてくれます。あとは、家族巻き込みでやるメソッドがいろいろありました。
この本を読んで、
子ども2人の個人スペースを明確にリビングに設けた → 多少片付くようになったのと、探し物が減った。
個人スペースを作るために不要な本を売った → 1320円獲得。
個人スペースを作るために不要な紙を捨てた →スッキリした。
すでにあった思い出箱を子どもとチェックして厳選した →「子どもが覚えてないもの取っておいても仕方ないな」と区切りが付けられた。
子どもが本当に小さい時に使っていたものが、リビング一軍の棚の中にあったので、移動したり、捨てたりした →扉が半開きで気持ち悪かったのがおさまった。
というような効果がありました。何かが掴めたか、と、言われると、ちょっと難しいですが、「片づけポイント・ToDo 」的なことを実感できたので、読んだ甲斐はあり、だったと思います。
素敵なインテリアのお家に憧れるのは、そのインテリアを管理されている方の「自己実現レベル(マズローの欲求の最高位)」なので、憧れすぎないように(あきらめるように)とのご指摘は、他の趣味もあるので、肝に銘じたいと思います^-^;。
この本を読んで「イライラ」がおさまったか、についてですが、本は読みましたが、最近、そこまでイライラしてなかったので、パートナーについては、そこまで実感はないですが、自分へのイライラがおさまったかなと思います。(そこまで深刻にイライラしてたわけではないですけれど)
なぜ、イライラが減っていたかというと、
子どもが大きくなって、一応、片づけをしたほうが良いと思える子が1人育ったから。
子ども部屋を作るため、レイアウト変更し、パートナーのものの位置を変更して、見る機会が激減したから。
悩みは永遠に続くものでもないし、見えなくなると、気づかなくなるもんだなぁと思ったりしました。