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映画の感想 「月」
新聞で紹介されていたので見てきました。
深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、それを訴えても聞き入れてはもらえない。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだった。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく――。
手を下したのは1人だけれど、それ以外の人たちがしてきた事、そういうことをさせてしまう余裕の無さ、それを生み出している私たち…。
私は多分わかってないとは思うけれど、映画を見た事は覚えておけるかなと。