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本の感想 「続 うちの火星人」 平岡禎之

発達障がいに関するお話で、子どもの学校の図書館便りで「人権週間」に合わせて紹介されていたので、読んでみました。小学校高学年でも、子どもによっては読めると図書館便りに紹介されていました。

作者の平岡さんの家族の物語。発達障害を持つ家族たちの日常や、大変さを乗り越えるための工夫を漫画と解説で表現されています。

発達障がいでない人たちが「地球人」とすれば、発達障がい当事者の奥さんの言葉で「日本人と外国人以上に遠い存在、言うなれば火星人ね」というぐらい感覚が異なる、という事例が盛りだくさん。

家族でも超ゆっくりの子どももいれば、超高速の子どももいたり、音に敏感だったり。「そんな子見たことない!」が盛りだくさん。自分が感じている発達障害とは何かやっぱり違うみたい。

読むだけでも、ぐったりしてしまう大変さですが、それでも、夫婦(奥さんは発達障がい当事者)で、乗り越えていくためにさまざまな作戦を実行していく話はハートウォーミングで素敵だなと思いました。

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