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ウェブ制作にかかわる時の、みぞとミソ

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サイボウズのWebチームが「Web制作にかかわる人」に向けた情報を発信していきます。
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#アドベントカレンダー

サイボウズWebチーム、noteはじめます

はじめまして。サイボウズのWebチームです。 このたび、チームで「Web制作にかかわる人」に向けた発信をはじめることになり、今日はその経緯を書いてみようと思います。 「三方良し」となるWeb制作を目指すチーム サイボウズには、50以上ものWebサイトが存在します。 企業ホームページ、kintoneやGaroon、サイボウズ Office、メールワイズなどの各製品サイト、採用サイト、そしてオウンドメディア・サイボウズ式など……。 なぜこんなにサイトが存在するかというと、

継続は力なり、さらなる継続は・・・アドベントカレンダー参加に意味はあったのか?

サイボウズWebチームのnote上でアドベントカレンダーを2023年の年末に実施しました。 ちょっと時間が空いてしまいましたが、振り返りを。(もう3月…!) なぜアドベントカレンダーに参加したのか以下のエントリー記事でも書きましたが、情報発信をチームでやろうと言い合ったものの、更新が少なく、中々「書いて公開する」まで到達できず、時間が過ぎてしまいました。 そんな状況下、無理にでも書くきっかけがあれば…と考えて、チームメンバーみんなでチャレンジしたのが年末のアドベントカレ

AWS re:Invent 2023で私が気になったことまとめ ~設計・アーキテクチャ編~【AWSシリーズ】

哈儸大家好!あっきーです。 新年快樂! 前々回の「コスト編」・前回の「生成AI編」に引き続き、「AWS re:Invent 2023」の話題です。 今回は設計・アーキテクチャ編で、最後のまとめになります。 アップデートのうち、設計やアーキテクチャに関わりそうなもので、私がサイボウズのWebチームとして気になったことを、ピックアップしてみました。 例のごとく、完全に個人メモのようなものですが、ご興味のある方はぜひ読んでいただければ幸いです。 設計・アーキテクチャ関連今

AWS re:Invent 2023で私が気になったことまとめ ~生成AI編~【AWSシリーズ】

哈儸大家好!あっきーです。 前回に引き続き、「AWS re:Invent 2023」の話題です。 今回は生成AI編です。 こちらについて、私がサイボウズのWebチームとして気になったことを、簡単にピックアップしてみました。 例のごとく、完全に個人メモのようなものですが、ご興味のある方はぜひ読んでいただければ幸いです。 各種生成AI系アップデート今年に関しては、「これに尽きる」といっても過言ではないくらい、生成AIがいろんなことを一変させたなぁと思っていますが、AWSで

AWS re:Invent 2023で私が気になったことまとめ ~コスト編~【AWSシリーズ】

哈儸大家好!あっきーです。 お久しぶりです。 10月に約半年の育休から復帰して、現在7か月の娘の育児と仕事とに奮闘中の日々です。 育休中からギリギリの生活だったので、復職した今もぶっちゃけまだ全然生活が回ってません。。。 そんなわけでヘロヘロな日々ではありますが、今年も年1のAWS公式ビックイベントである「AWS re:Invent 2023」が、先日ラスベガスで開催されました。 こちらについて、私がサイボウズのWebチームとして気になったことを、簡単にピックアップし

見直しが、新たな発見を生む

前回の記事でアドベントカレンダーを完走したと思っていましたが、勘違いでした。そんな勘違いが多くなってきた年頃なのか、「見直すこと」の大切さを日々実感しています。 自社の理解促進のためのWebコンテンツを企画しているのですが、自社への理解促進なので、当然ながら自分自身の自社への解像度を高める必要があります。 そのため、入社前にも、入社後にも何度も読んでいるはずの「チームのことだけ、考えた。」を改めて読み直してみたところ、なんとなく理解していたと思っていた部分に対して、新たな

40代は、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)

子供のくもんの国語教材に孔子の言葉が紹介されていて、まさしくそうだなと思ったので、メモ。 くもんの訳はこうでした。 40前で転職して、バックグラウンドや文化が異なるところに飛び込むと、今までの伝え方や考え方だけではだめで、自分の全部をアップデートしなくてはと思うことが増えました。 自分が今まで経験してきたことを体系的に表現することができるのだろうか?とか、もっと汎用的な考え方にしようとするとどういうことだろう?ということもよく考えているのですが、それを言語化しようとする

しくみ化に大切な臨床知

サイボウズにはザツダン文化が根付いています。その一環として、半年ほど前から「コミュニケーションが固定化しているメンバーに、普段とは違う継続的な繋がりを」をコンセプトにした活動に参加しています。 隔週で4人グループのザツダンを行い、話すテーマを各自順番で決めています。僕の番では、誰もが話せそうなテーマがいいなということで「好きな本の一節をプレゼンしよう」にしました。 毎回それぞれが話す内容が独特で面白いのですが、好きな本の一節も多種多様でした。「哲学」「伝記」「人材・組織開

あれ?いつの間にか動かない…?Webの気づきにくいトラブルと対応方法あれこれ

Webサイトを運営していると、大小さまざまなトラブルに見舞われることがありますよね。 サイトの制作ファイルにミスがあって誤った情報が公開されたり、サーバーのエラーで閲覧できなくなったり、といった気づきやすいトラブルがある一方、「ここ最近触っていないのになぜ?」「通常は問題ないのにこのケースではうまく設定できない」、あるいは気づいたのが実装してからだいぶたってからになってしまう、といった気づきにくいものまでいろいろあります。 今回は後者の「気づきにくい」トラブル、とくにWeb

フィードバックを受ける側にこそ、コツがいる

フィードバックを受けることに対して、あなたはどのように感じますか?私は正直嫌だなと思うこともありました。 フィードバックを受けると、自分が考えたアイディアや企画、作成したWebサイトに対して「評価されている」という感覚を抱き、時には単に批判されているように感じてしまうことがありました。その結果、身構えてしまったり、不必要に落ち込んでしまったりすることがありました。 しかし、最近になって、改めてフィードバックを受ける時に意識すべきことがあり、フィードバックの大切さを再認識す

習うより慣れろ そして最後は甘えろ

「習うより慣れろ」とはよく言いますね。 教わるのも大事だけど、何度も実践を重ねて自分の体に刷り込んでいくという感じでしょうか。今日は、その言葉について思い出したことがあったので書いてみようと思います。 かれこれ遡ること、数十年前。 初めて社会人になった時、社内の情報を共有するためのソフトを設定・運用するお仕事に就きました。 新卒でもなく、業務委託の中に混じって派遣されたため、体系的に教わることもできず、さらに文系出身で、学校ではWordとエクセルをいじったことがあるぐらい

わかりやすさも、ほどほどに?

「わかった」と思っていても、後々考えると「わかったつもり」だったなと思うことが往々にしてあります。 例えばプログラミング。本を読んだり、オンラインのチュートリアルをやったりすることで、書き方も理解して「わかった」状態になることがあります。でも実際にコードを書いてみると、思っていたよりも難しくて全然書けない、、と落ち込むことがよくありました。 わかったつもりの状態から少しでも理解が進めば、今よりも少しだけわかった状態に。さらにわからない事象に出会うことで、わかったつもりの状

受験生のメンタルケアにコーチングが役立った件

我が家には娘が2名いるのですが、中3と高3というダブル受験生で、間近に控えた受験に向けて佳境を迎えています。 模擬テストの結果を見るたび、友達の勉強時間を聞くたび、不安になり気持ちが落ち込んでしまう娘。テストの結果がたとえ良くても「偶然だ」と不安が増す。今日は集中できなくて勉強時間が足りないと落ち込む…。親として何ができるか迷っていました。 そんな中、業務の中で見たコーチングやアドラー心理学など社会人向けのメソッドが思いのほか役立ちました。 特にこの辺り 「なぜこうなっ

Adobe Fireflyの社内競技会。規定演技の部/フリー演技の部

いやー、Adobe Fireflyの画像生成すごいですね。使いやすいですし、PCのスペックが低くてもよいので敷居が低いです。業務で利用できそうな印象なので、生成して社外に公開してもよいものなのか法務に相談してみました。今後のためにルール化したいところ。 先日一回Fireflyを触ってみて思ったように画像ができず放置していたのですが、今朝うまい人の画像を見て再度モチベが高まったので、1時間ほど集中して練習してみました。noteの記事で学びながら。 それでも思ったようにならな