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ヨーロッパ的な本

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私の主観なのですが、ヨーロッパ的な本を集めました。
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#ホロコースト

予想を完全に覆す結末に衝撃を受ける「NSA」

<SF(7歩目)> 予定調和型のアメリカ・日本的でなく、ヨーロッパ的な結末に衝撃を受ける…

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タイトルは長いが、章立ては素晴らしくとても良い作品「私はアウシュヴィッツと5つの…

<文学(139歩目)> タイトルそのままの内容ですが、「私はやつらのような動物になっては…

読書ノーツ
3か月前
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フランスのヴィシー政権下でのホロコースト「姉妹のように」

<文学(97歩目)> 15歩目の「ポストカード アンヌ・ベレスト 早川書房」と同様に、今…

読書ノーツ
6か月前
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歴史史料への取組みが凄い「HHhH: プラハ、1942年」

<文学(87歩目)> プラハの街を舞台にした抵抗運動家たちのナチスNo.3の暗殺の事実を読む…

読書ノーツ
7か月前
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人間の本質を学ぶ「夜 [新版] 」

<文学(78歩目)> エリ・ヴィーゼルさんの代表作から、人間の本質を学ぶ。 夜 [新版] エ…

読書ノーツ
7か月前
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現代社会の問題点が見えてくる「聖なる酔っぱらいの伝説」

<文学(67歩目)> わたしたちは「聖なる酔っぱらい」ではありません。(笑) 聖なる酔っ…

読書ノーツ
8か月前
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故国喪失者の諦観「果てしなき逃亡」

<文学(66歩目)> 運命の中で、頑張ってみたけれど。自分の居場所を見失った時に。 果てしなき逃走 ヨーゼフ ロート (著), Joseph Roth (原名), 平田 達治 (翻訳) 岩波書店 「66歩目」は第一次世界大戦に従軍したオーストリア・ハンガリー帝国の将校のお話し。 作者のヨーゼフ・ロートさんは当時のオーストリア・ハンガリー帝国のガリツィア地方(現在のウクライナ西部のリビウ周辺)出身のユダヤ人。 オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊に伴い、ドイツに居を移すも

アウシュビッツからの帰還記「休戦」

<文学(65歩目)> アウシュビッツから奇跡的に生還できたレーヴィさんの帰還記から、生き…

読書ノーツ
8か月前
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素晴らしい短篇集「砂漠の林檎:イスラエル短篇傑作選」

<文学(53歩目)> イスラエルを代表する作家のアンソロジーから、現代の問題を考える。 …

読書ノーツ
9か月前
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イスラエルのすばらしい才能「銀河の果ての落とし穴」

<文学(51歩目)> イスラエルの才能から、「愛(love)」を沢山吸入してもらう。 銀河の…

読書ノーツ
9か月前
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「負の歴史」を振り返るとは「レストラン「ドイツ亭」」

<文学(45歩目)> アウシュビッツの悲劇を双方から振り返る作品、どう向き合うのかを考え…

読書ノーツ
10か月前
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「分断」と「無関心」で全体主義を育てない為に「ポストカード」

<文学(15歩目)> 歴史を辿るって、こういうことなのか!忘れられた記録を掘り起こしてホ…

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