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ロシア・東欧的な本

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私の主観なのですが、ロシア・東欧的な本を集めました。
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#モスクワ

大切な「家族」を考える「ポトゥダニ川」

<文学(19歩目)> アンドレイ・プラトーノフさんの短篇から、「家族」を考える。 ポトゥ…

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ソローキンさんによるロシアの近未来「テルリア」

<SF(156歩目)> ソローキンさんの今までの作品を読まれた方におススメなぶっとんだ作…

読書ノーツ
5か月前
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モスクワを舞台にしたモスクワさんの物語「幸福なモスクワ」

<文学(73歩目)> モスクワを舞台にしたモスクワさんの物語。でも、とても普遍の「愛(lov…

読書ノーツ
10か月前
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酔っぱらいSF「酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行」

<SF(41歩目)> 酔っぱらって、この酔っ払い文学を読むと「SF」により社会風刺が素晴…

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良質なタイムトリップ「嘘と正典」

<SF(41歩目)> 若いみずみずしい才能により、良質なトリップを楽しむ。 嘘と正典 小川…

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人間の救済を考えるSF「ブロの道: 氷三部作1」

<SF(39歩目)> 100年以上前の「ツングース大爆発(シベリアに隕石が落下した)」か…

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何があっても君を守りたい「手紙」

<SF(38歩目)> 「何があっても君を守りたい。」この言葉が切なく伝わる極上の作品から、愛を再認識する。 手紙 (新潮クレスト・ブックス) ミハイル シーシキン (著), 奈倉 有里 (翻訳) 新潮社 「38歩目」はロシアから愛をこめて、「人間は光と温もりの塊なんだよ」。何とも素晴らしい言葉。読後の酔い心地がサイコーです。 ミハイル・シーシキンさんは、特にモスクワ大学の学生からおススメされたのですが、モスクワ周辺の都市部に住む女性に人気です。 作風は、文学的な「愛(

女性を学ぶ「ソビエト・ミルク: ラトヴィア母娘の記憶」

<文学(20歩目)> バルト三国のラトヴィアから、女性の強さと脆さを学ぶ。(特に、女性の…

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