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ロシア・東欧的な本

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私の主観なのですが、ロシア・東欧的な本を集めました。
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#スターリン

大切な「家族」を考える「ポトゥダニ川」

<文学(19歩目)> アンドレイ・プラトーノフさんの短篇から、「家族」を考える。 ポトゥ…

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ソローキンさんによるロシアの近未来「テルリア」

<SF(156歩目)> ソローキンさんの今までの作品を読まれた方におススメなぶっとんだ作…

読書ノーツ
5か月前
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すごい体制批判の方法「犬の心 怪奇な物語」

<文学(118歩目)> 洗練された体制批判の手本のような作品、ブルガーコフさん「いいね!…

読書ノーツ
7か月前
6

SFの巨匠レムさんの文学作品「捜査・浴槽で発見された手記」

<文学(92歩目)> かつて熱く読んだ作品を、現在のウクライナの問題と紐づけて読む。相変…

読書ノーツ
9か月前
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モスクワを舞台にしたモスクワさんの物語「幸福なモスクワ」

<文学(73歩目)> モスクワを舞台にしたモスクワさんの物語。でも、とても普遍の「愛(lov…

読書ノーツ
10か月前
19

人間の救済を考えるSF「ブロの道: 氷三部作1」

<SF(39歩目)> 100年以上前の「ツングース大爆発(シベリアに隕石が落下した)」か…

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20世紀の陰「トレブリンカの地獄」

<文学(38歩目)> ジャーナリストの視点でのアウシュビッツ(ドイツによるユダヤ人迫害)にかかわるルポルタージュや、ポグロム(ロシアによるユダヤ人迫害)の実態を読み込む。 トレブリンカの地獄――ワシーリー・グロスマン前期作品集 ワシーリー・グロスマン (著), 赤尾 光春 (翻訳), 中村 唯史 (翻訳) みすず書房 「38歩目」はワシーリー・グロスマンさんというジャーナリスト・作家のルポルタージュの短篇集です。 それぞれは、短篇なので読みやすい。且つ、研ぎ澄まされた才能

「人間」を見つめ直す「万物は流転する」

<文学(37歩目)> 最高峰の才能から、「人間」を見つめ直す。 万物は流転する【新装版】 …

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事実は小説より奇なり「赤い十字」

<文学(36歩目)> 事実は小説より奇なり。なのですが、取りあえず「スターリン」なる者に…

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「理不尽」は「子ども時代」を奪う「ボタン穴から見た戦争」

<文学(10歩目)> ベラルーシから、「子ども時代」という貴重な時間を考えてみる。 ボタ…

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