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【2018 DQ Impact Report ⑥】The Strategy:倫理的デジタルエコシステム
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私たちの共同責任
「2015年にフィリピンの現地機関が7歳〜16歳の子供達を対象とした調査を行い、彼らの80%がネット上の危険を経験したことがあると明らかにしました。ここでさらに着目すべきなのは、彼らのほとんどはこの経験を保護者に話したくないと感じている点です。保護者や教師は、子供達が危険に晒された際でも、手を差し伸べてくれる人がいることを認識できるような安全な環境を作るべきです。」
- Ms Kristelle Ortiz, Learning Designer of Woo hoo Learning Lab, Philippines
デジタルインテリジェンスで子供達をエンパワーメントするのは始まりに過ぎない。思いやりのある保護者や有能な教師をコミュニティに参加させる等、安全なサポート体制のネットワークを構築することがさらに重要である。国家レベルでは、デジタルエコシステムにおける全関係者は、全ての子供達が安全に保護され、子供の尊厳としての権利を持ち、デジタル時代を生き抜くための平等な機会が与えられているような”倫理的デジタルエコシステム”を構築するために協働すべきである。
この目標を達成するためには、デジタルエコシステムにおける、ネット上のアクセスポイントやネットワーク、家庭のデジタル環境、学校教育、ICTビジネス、市区町村のサポート、行政など様々な側面での協力が必要である。安全かつ倫理的にテクノロジーを利用できるように、各側面で最適な基盤を作り最適なツールを用いることが求められる。
2018 DQ Impact Report: https://www.dqinstitute.org/2018dq_impact_report/