【教場】退校届

ドラマ「教場」では、
風間教官ことキムタクこと木村拓哉さんが
『退校届』
を持ってて、それをしょっちゅう生徒たちに
チラつかせていますよね。

これは完全にフィクションですね。

実際の教官は
そんなしょっちゅうしょっちゅう
退校を迫りませんし、
『退校届』という紙は存在しません。

警察学校にいる時点で
警察官として採用されている訳ですから、
警察学校を退校する＝警察を退職する
ということになります。

だから、書くんだったら
「退職願」
ですね。

実際に警察学校での教養期間中に
辞める人は結構います。

警察学校を辞める理由の多くは
集団生活になじめない
警察の業務にそもそもあまり興味がなく
辛い学校生活が馬鹿らしくなった。
などという理由で辞める人が多かったと
記憶しています。

辞める人の割合は、
全体の１～2割程度だと思います。

教官の当たりはずれというところも
実際にはあり、やっぱり
厳しめの教官にあたった教場の生徒は
辞める人数も比例して多かったですね。

でも、風間教官のように
教官から「辞めろ」と
プレッシャーをかけられるのは
ホントにごくごく一部の人だけです。

例えば、
入校前に犯罪を犯していることがわかった
入校中に犯罪やトラブルを起こした
などという、警察でなくても
一般企業でもクビになるレベルの
ことをしてしまった場合に
教官から圧力がかかります。

結構いるんですよ。こういう人も。
犯罪歴に関しては、採用前に調査が入るので、
採用前に前科がないことは明らかですが、
採用が決定してからひき逃げ、当て逃げ、
児童買春などで捜査対象となっていることが
判明する人とか。

さすがにそういう人は仕方ないですよね。

その他の人に関しては、
教官から圧力を掛けられるとかではなく
皆、自主的に辞めていきます。

以上、今日も完全なる雑学失礼しました。

時々、皆さんに実践してもらいたい
警察・刑事目線の防犯対策や
被害に遭った時の対応など
お役立ていただけることも書いてますので
引き続きお付き合いいただけると
幸いです！！

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