いずれは、はるをつれてくる
日めくりカレンダーを生まれて初めて買ってみた。
というわけで、お正月から日々ぺりりとめくっている。
いや、ときどき2日分まとめてめくったりする。
2025年。はじまって3週間にして、先が思いやられる、この感じ。
ところでこの日めくりには、日付のすみに七十二候も書いてある。
それによると本日、2025年1月21日は七十二候では"款冬華"、「ふきのはな さく」に属するのだとか。
大寒に入って、いよいよいちばん寒さの厳しい時期。
でも、じつはきっと、雪の下ではふきのとうが顔を出しはじめている。
春の訪れは遠くない。
そんな励ましの声のような、すてきな言葉だな、とおもう。
できるかぎりは、これから、毎日。
祈りにも似た、季節をことほぐ言葉たちと生活してみよう、とおもう。