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心の拠り所


私は依然として無職の身でいるが、無職であることに対して必要以上に自分を責めたり、周りの人からどう思われているかを気にしている。
世間的に見て、私は普通の人ではない。社会参加していないと普通の人ではないと思えてくる。
普通ではないことを少しでも肯定するために、心の拠り所を作っていきたいと思う。

どんなことが心の拠り所となるか考えてみたけど、やっぱりまずは、今の自分でいることを人からとやかく言われても、自分が認めてあげないと始まらないんだろう。
こんな自分だから、普通に社会生活を送っている人以上に、自分のことを自分で守らないといけない。
自分のことを自分で守ったり愛したりする練習が必要だ。

その自分を愛したり守ったりするために、誰にも邪魔されない、干渉されない居場所を心の中に、ひっそりと入れておきたい。

空想上のコテージ
(閉ざされているけど、窓から光が入ってきて
静かで温かな気持ちになれそう。)

こんなコテージのような場所は私の現実にはない。
あくまでも空想上のコテージで、こういった非現実的な場所に空想上で自分の身を置くことで自分のことを守っていきたい。

何か不安になったり、どうしたらいいのか分からなくなったり、誰も自分のことを理解してくれないと思った時に、そうやって夢想して心の安定を図るのだ。

バカみたいだと思うけど、ある種の現実逃避をすることでしか、身を守れないように思う。
いっそのこと、現実逃避の手段をもっと色々と作って心の拠り所を増やしていったらいいんじゃないか…。

そして、その現実ではない世界の美しさは自分にしか分からなくて、他人に入りこまれることは一切ない。
そう考えると、そういった自分だけの世界を持つことが素敵に思えてくる。
現状が辛いからこそ、空想上のコテージ(あるいは他の心の拠り所)がより魅力的に感じられて、より一層自分の世界を愛でることに力を注ぐことになるかもしれない。

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