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PMの仕事:四半期ごとのOKRふりかえり「熱気球」

ふりかえりはスプリントの終わりごとに現在もFunDoneLearn&Painを行なっていますが、

四半期ごとにOKRの達成状況を確認するために「熱気球」というフレームワークを使ってふりかえりをしています。

熱気球の概要

気球をプロジェクト目標と見立て、気球が目標数値に到達するための要素をチームメンバー全員でディスカッションします。
ディスカッションの観点は3つです。

  • 上昇を妨げたもの(事実)

    • OKRの達成に向けて障壁になっていること

  • 高みに引き上げてくれたこと・くれること

    • 数字を伸ばした施策、出来事

  • 妨げになりそうなこと(予測)

    • これから目標達成の障壁になりそうなこと

熱気球の進め方

  • 現状の確認(3min)

    • 現状のOKRと達成度を確認する

  • 書き出し(15min)

    • OKR達成に対して「良かったこと/前進したこと」「進行の妨げになったこと」を付箋に書き出す

  • 共有(5min × n人)

    • 書き出された付箋について各々詳細を共有(後の議論のきっかけになる)

  • 投票(2min)

    • 「上昇を妨げたもの」「妨げになりそうなもの」に書き出された付箋に対してアクションをするべきと思ったものに投票(1人3票)

  • 深堀/アクション決め(20min〜)

    • 投票により決まった付箋について深堀し、次スプリント以降取るべきアクションを決定(OKR自体の変更も検討範囲に含める)

熱気球の良いところ

今週、こちらを使って3QのやってきたこととOKRの達成状況を照らし合わせてふりかえりを行ったんですが、やっぱこのフレームワークはいいですね。

ふりかえりの結果
  • メンバーそれぞれが現在考えていることの認識合わせができた

  • 4Qにやらないことが決められた

  • 4Qに新たにやった方が良いアクションを決められた

  • 来期のスタートを切るために、今から動いていた方が良いアクションを決められた

3Qやってきたことと数値の進捗状況を鑑みて、アクションを変えられました。
ふりかえりをしなかったら、バックログに積まれているタスクをこなしていくだけで、新しいアクションは出てこなかったと思います。

また4月から新しい年度が始まるので、来期のこともじっくり話すことができました。

ふりかえりの時間は60分で行っていますが、ふりかえりの場でネクストアクションが決まった方が良いので、ネクストアクションを決め切るまで時間を延長して話せたのも良かったです。

アクション内容はすぐバックログに積みました。

残り3ヶ月。

やれることを全力でやりきります!



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