2月の本を振り返る
今年は月に一冊本を読みますよということで、毎日書くこのnoteに記録していく事で逃げられなくしようと。
なかなかこの自分で決めたシステムが優秀で2月の本焦って読みました!もう3月やけど。
いや、半分くらいはダラダラ読んでたんですよ。でもなんかうまく進まなくてですね。これには理由もあるんですが、まぁいい加減読むぞ!ってなったら今日1日、むしろ2時間くらいで残り半分読み終わりました。
二月に読んだのはこちら
きました生物学ー
といっても簡単な図解と読みやすい字数で全体がまとめられていてスラスラ読める!
若い読者に贈るって書くくらいやから、ほんとちょっとした関心から色々深掘りできますよ?って感じでとっても手に取りやすい一冊です。
・・・
選んだ理由
なんでまたこの本に興味持ったかって、この著者の更科功先生、NHKラジオのカルチャーラジオで現在収録講義が毎週放送されていてそれ聴いて
おもしれー!生物学すげー!
ってなってから名前調べてAmazonポチーっとしたのでありました。
こりゃあっという間に読み終えるなーって思っていたら本が届いてビックリ。
これ結構ラジオですでに聴いてるかも
ラジオ内容のボリューム感と、一章毎のテーマがだいたい一緒くらいで。
あ、なんか知ってる、うんうん、そうやんな。
っておさらいする感じで読み進めてて。ダラダラ読んでる数週間の間にもラジオの最新アーカイブを聴くから、また情報がアップデートされてって、なんか途中からこれ音声教材とセットのやつやったかな?ってくらい文字と音声のダブルで生物学を学んだ2月でした。
印象的な内容(科学と推論)
いや、内容はとても素晴らしくて、忘れられないのは科学においての推論の話で、新しく何かを説明するためには必ず最初には仮定をしなくてはならないこと。
科学ってカッチリした答えのあるイメージだけど、拡大していくためには全てが不確かな仮定を経た結果なんだと思うとなんか面白かったり。
個人的にはマインスイーパーのどうしてもわからず勘でクリックするとこみたいな感じがした。
印象的な内容(多様性のはなし)
あとはこの本で強調されている気がしたのは本当の多様性に目を向けること。
色んな生物の話しが出てくるけど、多様性という言葉、何をもって多様とするか。
私たちを真核生物、細菌やアーキアを原核生物と呼ばれる部類に分けたとしても、種数で比べても比べ物にならないくらい真核生物のほうが多い。けど、だからといって真核生物の方が多様な生態系とも言えず、原核生物の方がそもそも体の作りや仕組みがめっちゃ多様だったり。
直立二足歩行だから優れているとか、四足歩行だから劣っているとか、決して人間が進化の頂点ではないというような強調がとても印象的だった。
多様性が高いと生態系は安定する
これは一つの関係性に依存する事なく、様々な手段で生態系が維持されている方がより安定するという事を指します。例えばこの世に一種しか植物が無かったら、ある原因でその種が一斉に枯れた時、簡単に生態系が崩れてしまうけど、この地球のように何万種と種が存在しているおかげで、何かの危機に際しても色んな種が活躍してカバーしてくれる。
多様性という言葉もすっかりよく聞くようになったけど、この本のおかげでもうすこし核のある意味として受け取れるようになったかもしれない。
多様に、多角に、果てはまあるく、最終的には生物というくくりとして、この世界を生き、命を繋いでいければいいのかもしれない。
と、かなり大きい気持ちになれた。
でもラジオアーカイブでかなり聴けるんだよな
でもほんと、コレとほぼ同じ内容がタダで聴けるからすごいですよ。
まじで、しかも今アーカイブ全部聴けるので時間ある方移動時間に一冊本読んだ気分になれますよ
。
NHKラジオ、らじるらじる内の番組リンク↓
3月の本も楽しみです!
今日もありがとうございました!
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