20241012/これから書こうと思う事(仮)Vol.4
子供の頃は、まあまあ普通の子供だったと思う。病弱で時々入院もしたが、そのうち病気もしなくなった。
成績は(見栄を張れば)上の下、くらいだったと思う。身体が弱かったので体育は苦手だった。
本を読むのは、子供の頃から好きだった。でもマンガやテレビアニメの方が好きだったと思う。テレビゲームも時折親に咎められる程度には好きだった。
あの頃はスマホもネットもパソコンもなかった。それが良いことなのか、悪いことなのかはわからない。ただ、意見を言うには実際に声を上げるしかなかった。本名で。
私はクラスの中でまあまあの位置にいたと思う。学級委員長にはよく指名されていた。特に誇らしくも嫌でもなかった。生徒会には興味がなかった。
両親が教育に不熱心だったとは思わないが、中学受験とか考えたこともなかった。周囲もそんな人はいなかったと思う。
そう言えば、学習塾というところに行ったこともなかった。習い事もなにもやらなかった。
あの頃の将来の夢で(コロコロ変わったが)、新幹線の運転手になりたかったのは覚えている。誕生日にカメラを買ってもらって、新幹線の走っている駅まで撮影に行った。撮影していたら、運転手さんが手招きして帽子を被せてくれた。それを父が撮影してくれた。あの時の感動はまだ覚えている。
特に秀でた子供ではなかったので、何かを期待されたりすることはなかった。それでも大切には育てられていたとは思う。
次男だったせいか、兄が両親から叱責されているのを見て「ああ、アレはダメなんだ」というのを意識せずに学習していた。
大人の顔色を伺う子供になっていった。気がつけば「良い子」であろうとしていたと思う。それでも特に問題はなかった。小学生の間は。
中学生になり(無論公立)人生の躓きが始まったと思う。