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作り、造り、創る日
朝イチ、《リノベのまち門前》にあるシェアワークスペースのキッチンにて、納品予定のパンを焼く。
だんだんと暖かくなってきているけど、まだまだ寒暖の差があるので、オーバーナイトでの発酵具合がまちまち。
キッチンに入って、冷蔵庫の中からパン生地を出す瞬間はドキドキする。発酵が遅れている分には調整可能だが、過発酵になると膨らみも悪くなるし、味も変わってしまう。
今日はいい感じに発酵が進んでいた。
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納品を終え、次はウッドデッキづくり。
金曜日に草取りをして、ある程度地面を馴らすところから始め、3日目。プロが入っているとはいえ、こんなにみるみるうちにカタチになっていくとは驚きだ。
防腐塗料を塗る人たち、木材をカットする日たち、木材を並べていく人たち、と工程がそれぞれにあり、連携して作業が進んでいく様子に美しさを感じる。
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続いて、再びシェアワークスペースへ。
午後はキッチンではなく、ファクトリーコーナー。仕事をしている日ともいれば、私物の制作のために利用している人もいる。
わたしの目的は、クッションカバーを作ることと人と交流すること。「1人ではやらないわたし」への信頼があるので、人がいる時にやるという選択をした自分に感謝。
そして、時間とスキル、アイデアを楽しみながらシェアするチクチクメンバーに感謝。
1人だったら、ミシンの立ち上げで数十分が経ち、プロセスでヘマをしてやり直しがあり、わからないことを検索しながらやる。きっと何倍も時間がかかっていただろう。
スルスルと作業が進んで気持ちよかったし、久しぶりの縫い物は楽しかった〜。
お仕事中、惜しげもなく協力してくれる人がいる。これもまた美しいと感じた。
もう1人、私物の服を創作している人がいたのだけど、こちらもプロの2人がいろいろとアイデアを出したり、ロックミシンの使い方を教えていたりしていた。
その様子がとても楽しそうでね。リズム感があるっていうのかな。
わたしは、自分の作業に没頭していたのだけど、心地よかった。
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シェアワークスペースには、キッズが過ごすスペースもある。
片付けと掃除を終え、子どもたちをみながらくつろぎタイム。癒されるまったり時間。
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みんな思い思いに過ごした1日。
帰り際の風景。
それぞれの1日をシェアしたり、疲れた体を感じながらぼぉーっとしていたり、来週の予定をシェアしていたり。
うっかりまた話が盛り上がったりしてね、話が尽きない時間。
好きだな。
振り返ってみると、いろんなものをつくった1日だった。
ものづくりをしながら、目には見えないものも同時に着々と創造されている《リノベのまち門前》。
なによりも自分たちが生きやすい社会を創っているんだよな、という実感が湧く1日だった。