環境省主催/生物多様性と森づくりセミナー@栃木もてぎ
栃木県にあるモビリティリゾートもてぎで開催された、環境省主催の環境教育セミナーに参加しました。
ここにある415haもの広大な森は昨年、自然共生サイトに認定されています。
森の中に入っていくにつれて、所々に素敵な案内役がいたり、「生命の塔」と呼ばれる落ち葉の堆肥化を見える化したオブジェがあり、ワクワクする場所がたくさんありました。
ホタルを増やす取り組みのお話は大変興味深く、「3mmのホタルの幼虫が生まれる時期に、3mmくらいの充分なエサが必要。そのためには森に光を入れエサとなるカワニナが育つ環境を作る必要がある、さらにホタルの成虫が隠れられる木々や草が必要。
ホタルを増やしたければ、専門書を読むだけでなく、ホタルがいる環境に実際に足を運んで、その自然をよく観察する必要がある。」
ホタルを甦らせてくれた担当者の方の、熱意のこもったお話にすっかり引き込まれてしまいました。
モビリティリゾートの森づくりの立ち上げから携わった方のお話の中で、実際に○年前に切った木が今こうなっているを知る必要があること、森づくりには人づくりが必要不可欠であること、2050年を目指して、この後の25年に何をどう取り組むかが重要、という言葉がすごく胸に響きました。
いま私が取り組んでいる里山保全活動を継続すること、環境教育活動を継続することが重要なんだと、改めて感じました!
とにかく継続して、活動や学びの中で知り合った方々とのつながりを大切にしていきたいと思います。