メンシプらじお
昨日(2024/9/28)21時から、〈羽生結弦公式YouTubeチャンネル〉内メンバーシップ登録者オンリーの〈メンシプらじお〉がありました。
先日あげた「アスリートでありアーティストであり」の答え合わせが図らずも出来てしまいました \(*ˊᗜˋ*)/
夕べは今日早朝からの仕事の為にはラジオを聴いて即寝せざるを得なかったので、盛り上がったであろうTLに自分の言葉を流す事が出来ませんでした。寂しい…
それはさておき、晴れてこの度羽生君自ら改めて「ネタバレOK」のお達しを頂けたので、盛大にネタバレしつつ話を進めていきますねw
(※内緒にしてね、というものに対してのみ箝口令をしくシステム)
『ラストアンビエント』についての感想は先の記事であらかた書いているので若干の追記を。
伊藤さんのお衣裳はこのために依頼した訳ではなく、「いつか何かの時に遣って頂ければ」と贈られたものだったそうで、羽生君がこの『ラストアンビエント』のMV(本人がそう仰っていたのでそう言い切りますw)を作る決定打になったとか。唯衣裳が打つものよりも重ためだったそうですが、伊藤さんから贈られた衣裳が嵌まるし、命を宿らせる、と思ったそうです。私はこの羽生君の無生物に対しても命あるものの様に「あの子」と呼ぶ感性が堪らなく大好きです。
(いつかちゃんとした場で、お披露目させてあげよう)とずっと思っていたんですね。そのお衣裳は一般公開時のインスタにアップしてくれると言っていたので、めっちゃ楽しみですね。フフ。
それと動画作成ソフト及び、動画加工時に使用する活字フォントや自分自身をトリミング(というのとは違うのかもしれませんが)するのが大変だったという行。レイヤーという言葉を遣っていたのであながち外れでもないのかな、と動画ソフトにはてんで疎い私もぼんやり解釈しているのですけれど、一秒間にフィルムで言えば60枚の画像を使用しており、その一枚一枚から自分自身の姿を塗り絵のように塗りつぶして行ったと話していて気が遠くなりかけました。デジタルで絵を描く際、必ず使用するのがレイヤー。必要な部分をトリミングで囲って消したり見せたりは当たり前に行います。けれどその枚数が増えればその分手間と労力は増し増し…。軽々な思い付きで取り掛かっていたならこの辺りで投げ出していたとしてもおかしくはないでしょう。確固たる信念と情熱と愛情をそれだけ注いだのですね。
宮川君のことが本当に好きで自分で「惚気たい」と言ったくらいですよ。
この動画をアップする時に限らず、過去に遡っては自分自身でコレオを作り始めこれまでのフィギュアスケートの枠を敢えて外しながら、既存のフィギュアにはない要素を取り入れ新風を起こす。道なき道を征く。これはとても勇気が必要でそれ以上に初めて見せる時の怖さも生半可ではない事も容易に想像がつきます。
受け容れてくれなかったらどうしよう、否定されたらどうしよう、そんな不安が心の中には絶対にあるのを捻じ伏せてある意味「えいやっ」と勢いで飛び込む。そのこころは、不安半分、自負半分というところなのかなあと。
「絶対に良いものを自分は作り上げた。完成出来た」
そういう思いが最後の心にある不安をどこぞに追いやって最後の一押しになっているんだろうな、と私は想像してます。
〈表現者〉としての苦悩についても語ってくれましたね。
これまでずっと胸の内にあって、必ずどこかで伝えたい事だったのだと思います。その機会がこれまでなかったのと、誰に対して伝えたいかが定まっていなかっただけで。
羽生君がチャンネルを開設してメンシプ制度を取り入れて、少しずつ少しずつ羽生君自身とファンでありメンシプメンバーとの距離感が縮まって、自分自身の大切な「言葉」をファンに委ねられるくらい、心を許してくれている。そんなメンシプメンバーだからこそ、秘めて来た思い、伝えたかった本音を沢山伝えてくれた。
こんなに幸せな事はそうはないですよね。羽生ファンでメンシプメンバーな自分は幸せです‼
ネタバレについて。
メンシプ内での話題について、羽生君自身が「これは駄目」というもの以外は基本オープンにしてくれてOKと。
この話の詳細を聴いて、羽生君の感覚というか心持ちというかは大凡想像していた通りだったのも嬉しかったです。
羽生君は垣根を作りたくない人。
いつでもどこでもオープンにしているからこそ、誰かに何かしらのことが起こった時、どうしようもなく孤独だったり、慰めがほしいときだったり、追い詰められ状態の時に、例えばそこにスマホやPC等があって、ググっているうちに羽生君の動画に巡り合って、羽生君の演技を観て慰められた、励まされた、前を向くきっかけになった、そういう人が一人でもいてくれたら…自分はその為に毎日毎日辛いトレーニングを頑張れているのだと。
例え話に〈阿修羅ちゃん〉が出てきましたね。
GIFTで初お披露目された子でした。
阿修羅ちゃんを羽生君が演技した後、案の定というか「あてくしは見識あるフィギュア(羽生)ファンざます」みたいな人が出現しては、あのポーズはどう、この振りはこう…と腐す為の蘊蓄を垂れ流していた事を知っています。「これスケートでやる意味ある?」という人もいて、中にはフィギュアスケーターでも眉を顰める(どころじゃなかった)人もいました。
Twitterの同担の中でも色んな考え方の人がいます。その中で「羽生君はこれまで辛い思いを沢山してきたから、これからは楽しい話題だけをここではしましょう」みたいな人も定期的に現れている気がしてます。
この意見に対しては一理あると思いつつも私は否定しちゃう派の人です。
何故って。そんな事できる訳がないので。
というか、酸いも甘いも塗炭の苦しみをも味わって、今も尚そういう意見にすら目を通している人なんですよ。
綺麗事ばかりを見る人じゃない。
そういうものからも目を逸らさずちゃんと見て聴いて、傷ついたり落ち込んだりしながらも、羽生君の意図したものをちゃんと汲んで認めて、素直に称賛する人達も確かに存在しているし、数で言うのはフェアじゃないのかもしれないけれど、どちらかといえば圧倒的に認める人の方が多いので、そういう声達を全て一度は受け入れて自分自身の中にある天秤にかけてバランスを取っている人なのだと思います。
私達が普通に日々を送って、他愛ない会話の中に自分が興味関心を引くWordが出てきたら、私ならググります。それで更に興味が沸いたらさらに掘ります。好きになるきっかけってそういうものです。
だから羽生君は私達がTwitterでメンシプの話をしているのを全く羽生君を知らない人がTLに流れて来たのに目を留めて関心が沸いて「見てみようかな」となったり、そこから羽生結弦という人をもっと知りたくなってもっともっと掘り下げて調べて動画を観倒して、そのうちチャンネルに辿り着くとか、そういう広がりがある筈なので、だからこそ羽生君は自分自身への門戸は常にオープンにしていたい人なんですよね。
入り口はどこでもいいし、なんでもいいのです。
来てくれたら「ようこそ」と暖かく迎えてくれる。そういう人なんです。
逆に、去る人がいることもちゃんと分かっていて、だからといってそういう人達に「行かないで」というのもなんだか違う。去ると決めているのに止められる筈がない。だから去っても構わない。でも、またその後に自分を求めたくなった時に「お帰り」と言って迎えてくれる優しい人なのです。
だからこのメンシプの中にアンチが潜んでいる事も知っているのだと思います。知った上で、自分を嫌いだと公言している人の存在を理解した上で、羽生君はチャンネルを運営しているんだなあ…と悟りました。
異物の存在を受け容れる人なんて希少ですよ…。
メンシプらじお
とあるTwitterの羽生ファンがそう呼んでいるのをお気に召され、今回のラジオ内のどこかでお披露目したくてうずうずしてたんじゃね?と想像しちゃいましたww だってテロップ作って用意していたのですから‼
それでも他の人なら「こんな風に読んでくれてる人が居て、可愛いから採用しちゃいます」くらいはのたまってても不思議はないんですよ。でも羽生君はメンシプメンバーで激流のチャットの意見をちゃんと聴く(見る)んですね。ちゃんと総意を確認してから公開するとか、如何にメンシプメンバーを信頼してくれているのか実感します。嬉しい…。
そんなこんなを書き綴っていたらなんですかこの長文。
下手くそな文章をだらだら書き連ねてるだけの纏まらない文章…。
ううすみません。でもきっとまだ抜けが一杯ある筈…。
メンシプらじおを聴き返しながら、おさらいしつつ書いていたらこうなりました。纏まってないし…でもこのまま上げちゃいます。
後日シレっと加筆修正する可能性はありますが、今宵は取り敢えずこのまま…🙏