【愛し恋詩】冬の晴れた青空に

冷たい風が胸のスキマを
吹き抜けるこんな日は
あなたに会いたい

あなたの笑顔を思い出す
心があたたかくて少し
寂しさを忘れる

晴れた青空を見上げて
大きく息を吸い込んだ
冷たい空気に肺がきしむ

きしむのはノド?いや心
凍りつく事もできずに
寒さに震える心

あなたの好きな花を見つける
愛嬌が花言葉の寒椿
写真に撮ってあなたに送る

あなたが喜びそうなものを
会えない時も探してる
見つけるたびにあなたに送る

こんな冬の晴れた青空に
言の葉を紡いで天に飛ばす
あなたに送りたい「好きです」と

こんな冬の晴れた日は
澄んだ空気が冷たくて
僕の心の濁りがよくわかる

言えない気持ち
言ってはいけない気持ち
抱いてはいけない気持ち
澄んだ空にかかる
僕の心の雲よ飛んでいけ

こんなに辛いならいっそ
こんなに苦しいならいっそ
冬の冷たい空気を思い切り吸い込んで
肺と一緒に心も凍れば良いのに

柔らかな日差しと
あなたの笑顔が僕の心を
溶かしてしまう

青空を見上げて思い切り息を吸い込んで
あなたに届かぬように吐き出そう
青空に溶けていけ「大好きです」

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