雨の日が落ち着くのは…
雨の日が好きなのは、たぶん、雨が好きだからじゃ、ない。
私は雨は好きな訳では無い。
雨が降ったら、外に出るにも傘がいるし、それで片手が塞がる。靴も濡れるし、たまに浸食した水が靴下をくぐって足にまで到達してくる。
だけど、雨は雨にしかない良さがある。と思っている。というか思いたい。笑
例えば…そうだなあ。
雨の日って非日常感がある気がする。
地域や季節にもよるけど、雨が降るとその日は『雨の日』っていう名がちゃんとつく。
自分は何もしなくても、それだけで個性を持った日になる。
なんとなく言い訳にもなる気もする。
「雨だったからなにもできない」って理屈が、
私に「何もしなくていいよ」ってやさしく諭してくれる感じ。
雨の日のバス停でひとり、傘でふさがった片手を労りながら、もう片方でそんなことを綴るのも、楽しいもんだ。
みんなが騒がしい日常の中で、自分だけがこの非日常感に溶け込む感じ。
P.s.すごい今日は、表現がしっくり来て書いててすごい楽しい!
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