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負の自己暗示を解こう
自己暗示ほど厄介なことはない。
それが前向きで改善的な暗示なら、とてもよろしい。
でも逆だったら・・・・
これはかなり厄介。
自分で自分に絶望的なことを信じ込ませているのだから。
その上自分でかけたことだから、頑固にそれを信じてしまっている。
自己暗示を解いて自分を解放してあげなくては、ここからは抜け出せない。
自分次第なのだけれど、これがなかなか思うようにいかない。
それが長期に渡っていたとしたら、なおさら。
私の場合、人と出かけること、それに食事をすることが関わると多くが苦痛になってしまう。 気心の知れた友人や家族との外ご飯は深く考えず、「行こう、行こう」になるはずが、私にとってはそれは苦痛が伴ってしまい気分が重く、腹痛が始まる。
これはパニック症&IBS(過敏性腸症候群)が原因でもあるのだけれど。
でも長い間、自分に呪文をかけてきてしまった。
「外に出ると調子が悪くなる。外で食べると腹痛が起きる」
「体調が悪くなったら、一緒に出かける人の迷惑になる」
過去に何度も繰り返されたこの事実がトラウマとなって、根付いてしまっているから余計に・・・
食べたいもの、行きたいレストラン、カフェだって沢山ある。食べられないんじゃなくて、不安の方が強くて、行くことを諦める(身体が反応して)ことが80%
私と不機嫌な胃腸との付き合いは長い。もう10代から。
オーストラリアに移住してから検査をして、加糖、乳製品をうまく消化できない腸であることはわかったのが20年以上前。これはすなわち、グルテンものも含まれる。油物も避けた方が好ましい。
その後、自然療法、ナチュロパシー(日本ではまだ少ないけれどオーストラリアではかなり前からあります)の治療を受け、かなり厳しい食事制限もした。
1ヶ月果物全部ダメ、小麦もの、乳製品、だめ。
それでもあまり変化はなし。
でもつい最近、ピン!と響いた。 これはなんというか、心に響く不思議な感覚。 言葉でなく身体全体、脳も含んで感じたこと。
「これは自分でかけた暗示のせいじゃないか」と。
今頃気がついたのか!? 今更か!?だけど。 でもなぜだろう、クリアに響いた。
だからここずっとこの負の自己暗示が襲ってくると逆の暗示・呪文をかけている。
「これは自己暗示のせいなんだ。自分でかけた暗示だから大丈夫。もう心配するようなことは起こらない」と。もちろん食べ物、食べ方にも気をつけてはいるけれど。
焦らす、落ち着いて、深呼吸を忘れずに。何度か繰り返す。
負の自己暗示に自分が支配されないように
そして、生活習慣、人間関係、自分の癖も自分で自己暗示をかけていることが多々あると思う。
過度の体験、経験からの勝手な自分の思い込み、ともいうかな。
同じパターンを繰り返してしまうことは、まさにそれかもしれない。
意固地な性格の自分だったら少し時間がかかるかもしれない。ずっとそれを信じてきたほど強い信念があるのだから。
それゆえに、これを逆手に取れば、全く反対の気持ちで生活できるということ。素晴らしい!
少し時間がかかっても、自分がかけた負の自己暗示からは解放されると信じて。
まず負の自己暗示を肯定しない。
「間違った暗示をしてしまったので調整するよ」と。
これを繰り返しているうちに、今度はプラスの暗示に移動していくはず。
Energy flows where attention goes = Makia
これは古代ハワイアンのスピリチュアルな教え 「フナの7原則」の1つ。私もいつも心にとめて置きたいと思っている言葉。
エネルギーは(自分が)思う方向に流れていく
自分が願うことに意識を集中させる
私達には自己回復力が備わっているはずだし。
piece your peace