6日間で干し柿を仕上げる
11月は干し柿作りを楽しむ月
もともとは硬い渋柿。皮を剥いて、日当たりと風通しの良い所に干す。自然の風と太陽の優しい光のおかげで、柔らかい甘い柿へとゆっくりと変化していく。柿の変化に向き合う2週間。
干し柿作りは、11月の楽しみのひとつだ。
今年の作戦
今年は、いつもと違う干し柿作りの月となった。理由は、渋柿が届く時期と家族行事のスケジュール調整ができなかったこと。
どう考えても6日。
6日間で干し柿を仕上げる強行スケジュールに、私は作戦を立てた。
なるべく天日に干すが、
間に合わない時は
家庭用食品乾燥機に頼る。
柿の変化とともに訪れたものは?
干し柿作りに絶好な天気が、4日続いた。
柿の表面に膜ができ、水分も抜けてきた。
しかし、まだまだ柿は硬いまま。力を入れて、掌で指でほぐしていった。カビ防止のため、何度かホワイトリカーをスプレーした。
そして、家庭用の食品乾燥機に入れた。
45度にセット。時々取り出し様子を見たりしたが、スムーズに乾燥が進んでいく様子に安心した。2日間、乾燥機を使ってしっかり乾燥させた。
水分が抜けた柿を、手でほぐして数個ずつ袋にまとめ、冷凍室に入れた。完了した。
「ごまと」のひらめき③
✨困ったら、機械に頼ろうね✨
カビの心配もなく、スムーズに進んだ。
機械を使ったよさを体験することができた。
自然の力に頼ることの魅力もある。
しかし、ときには機械を活用してスマートに進めてもいいね。今年の干し柿作りは、そんな心の変化が訪れた。
🌈 夢は 日本の伝統食を
キッチンでスマートに作ること