就活・激闘の記録②
間違いなく、今が人生で一番つらい。このモヤモヤを昇華するためにも、前回に引き続き、これまでの就活を振り返っていこうと思います。
長いですが、よければ読んでやってください。
【冬~春】始まる本選考
2月
早い会社は面接が始まっていましたが、まだまだ説明会から、というところも多かったです。毎日のように説明会で、1日に3つということもザラでした。今まで見てこなかった・この時期に知った企業にも、かなり良いなと思うところはたくさんありました。
説明会は基本オンラインだったので、ずっと家にいました。楽ではあるけれど、ずっと引きこもってるのもつらいです。大学ももう春休みで、私はサークルも休部中なので、一気に友達・知り合いに会わなくなっていきました。友達にも気軽に連絡できない性格なので、これが何気に辛い。
それと、やっと面接対策にも着手しました。夏~冬のインターンでは、ESとwebテストしか経験してこなかったので、面接の場数が圧倒的に不足していたと思います。
3月
3月も説明会ラッシュ。そして毎日ESの締め切りに追われる日々。
だんだん慣れてきて、締め切り当日に書き始めるのは当たり前、15分前とかに提出していました、笑
ただ、ESが全然通過しない。初めはあまりに通らなくて、泣いて病んでました。普通に志望度高く、練りに練ったESで挑んだところもあっけなく。
文系×人気業界×人気職種という激狭鬼畜就活にしてしまったので仕方ないのですが。10社出して5割通れば調子良い、2~3割通過が普通という世界みたいでした。正直甘く見ていたな…と今思います。
そんな状況の中、早い人は内定もらっているとかで、まだまだスタートラインにいる自分に焦っていました。それでも、内定もらっていてもまだ続けるよ~という人も多かったです。保険があるだけで羨ましいけど…!
4月
まだまだESラッシュは続く。でも、慣れてきたのもあり、通過率は4割超え!後半は100発100中の勢いでした。もう落ちても冷静です。
ESだけでなく、動画選考やSPI以外の見たこともないテストなど、数多の修羅場をくぐってきました。
こうして面接に進めるところもぞくぞく増えてきました!しかも志望度高めのところも多く、やっと希望が見えてきた…!決して早くはないけれど、それでも第一志望群がかなり残っているんだ、私にとっては良いペースだ!と思っていました。
参考までに、40~50社エントリーして、面接に進めたのは15~16社ほどでした。
グループディスカッション(GD)もちらほらあり、とにかくGD・面接の苦手意識が強いので、来るべき戦争に備え大学やハローワークのGD・面接セミナーに参加しました。
そこで言われたのは「真顔が怖い」。模擬面接を録画して、自分の姿を見る機会があったのですが、言われた通り、顔が終わっていました。
その経験が良かったのか、それからやった練習では、「表情が良くなってきた!」と言われるようになりました(*´∀`*)これで表情は大丈夫だ~!()
【春】面接地獄
5月
そして毎日1個は面接があるという日々がやってきました。2個重なることももちろん。でもうまくスケジュールは組めていたと思います。
面接もオンラインばかり。集団面接も個人面接も、1時間くらいのものから10分くらいで終わるものまで、だいぶバリエーションを経験しました。
しかし、手ごたえがあったものもそうでないのも、落ちます。落ちまくります。15、6受けましたが、ことごとく。GDがせっかく通っても2次面接でダメだったり。
あのESラッシュも、克服したGDも、練習も、積み重ねてきたすべてが崩れ落ちていく感覚。なんだかんだうまくいっていたかに見えた私の就活は、ここで狂い始めました。
【6月】ふりだしにもどる
毎日面接で、1社1社の対策が十分にできないという負のループ。
コミュ力不足。練習不足。緊張。他の学生に圧倒されてしまう。
敗因はこうしたことかな…と思っています。
でも、大きな要因がもう一つありました。
メンタルクラッシュ
実は、唯一通った面接があり、そこに賭けることにしました。
次は2次面接。相談先のハローワークの方と対策を練ります。
ただ、そこで改めて「希望業界(広告業界)とは何か」問われ、職種について問われ、自分なりの解釈を答えますが、渋い顔をされる。自分でも何が言いたいか分からなくなってきて、滅茶苦茶な答えを言ってしまう。そんなことを繰り返しているうちに「あなた、広告って感じしないんだよね」と言われてしまいます。
私は、この言葉がグサッときました。
言われた瞬間目の前の世界が遠くなって、その言葉がぐるぐる頭から離れなくなる感覚。人の言葉で傷つく時に、いつもなる感覚。
この時、心が折れてしまった。
ひたむきにやってきた、向いてないかもしれないとはどこかで思っていたけれど、それでも活かせるものが自分にはあると信じて、数ヶ月やってきた。でも面接の結果が現実を物語っている。受け入れたくなかったから、まっすぐ言われて気持ちが決壊してしまった。
そのあとに、「自分はここに向いていると思うか」と問われ、「向いてます!」って言ってほしかったんだろうけど、もうそうは答えられなかった。「私向いてないですよ、もう業界変えた方がいいんですよね」と、泣きながら言ってしまう。こんな気持ちじゃ最後のチャンスも無駄にしてしまう。
とにかくやりきること、もういいや!と思えてからそうしなさいと言われ、その日は帰りました。
でも、帰りの電車の中でも涙が止まらず、家までの道でも泣き止まず、苦しすぎて、声を上げながら地面に座り込む始末。過呼吸気味になりながら家に入って、親になだめられ、なんとか落ち着きました。
今に至る
その日から2~3日は就活から離れて(といってもどうしても考えてしまうし、バイトもあったので全然休めてはいない)最後の面接に挑みました。しんどさを抱えながら、それでもやりきろうと頑張りました。
でも、全くうまく答えられなかった。答えにくい質問が多く、黙ってしまう時間もあり、精一杯尽くしましたが、おそらくダメ。
帰りは頭と体が分離しそうなくらいフラフラ、涙だらだら垂らしながら帰りました。
帰ると、まだ結果が来ていなかった、第一志望からのお祈りメール。追い打ちが過ぎる。全部いやになって死んだように眠りました。
それから無事広告業界は全落ちしました。
もともとなかった自信が1回空っぽになりました。
やりたいことと向いていることが対極だったんだなと実感しました。
高校受験も大学受験も、それなりにしんどかったけれど、最終的にはうまくいきました。勉強はやった分だけ返ってくる。努力は報われる。
でも就活は違う。自分と企業のマッチング。運ゲーでもあるかも。
運がなさすぎるのか、自分や社会のことを分かっていなさすぎるのか。
まだまだ悩みがつきなくて、たまに叫びたくなるしイライラするし、ふと涙も出る。6月に入ってからメンタルが終わっています。
でも、まだ3人に1人は就活してるという記事を見て、頑張りすぎず頑張ろうかな…と思い始めました。
それにこの大転職時代、1社目で人生が決まるわけではないし、いろんな生き方もできる。仮に決まらなくても、何か新しいことを学び始めるのもいいのかも、とまで思い始めています。
考えすぎてしまう性格の私は、ちょっとくらい力抜いてやったほうがよかったのかも。
それに、大学のキャリアカウンセラーの先生には、「広告業界に向いていないんじゃなくて、働き方が向いていないだけかも、今じゃなかっただけかも」と言ってもらえ、少し前向きに考えられました。
「残業も多い業界。入ってから心を壊すより、今ちょっと辛い方がいいかもよ?」。キャリアカウンセラーの方ってすごい、私のようなネガティブのかたまりでも、いつも前を向かせてくれる。助けられています。
まとめ
本選考で荒波にもまれて、見事に沈んでしまった話を書きました。
情けないなぁと思っていたけれど、より「人生」とか「働く」について考える経験になったかなとも思います。きっとこのつらさが、いつか最高の結果につながる!と信じます。
まだまだ明るい未来が見えたわけではないけれど、抱え込み過ぎずやっていきたいです。笑って完結編が書けますように!
めっちゃ長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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