【独白】読書感想文
読書感想文って、同じ文字を追ってそれぞれが頭のなかに作り出された世界について、他人の頭の中との違いを文字として具現化させるものだと思うんだけど、
ほんの世界に入り浸って、世界に入り込んで、その世界を頭んなかで体感して、
それが他人にとってどうであろうと関係ないはずなのに
なんであんなに高尚なものとして扱われてんだろうね。
私の頭の中のものは私の頭のなかだけのものであって、あなたと共有したいと思っていないし、
ましてやそこに点数つけるとか、ほんと、
侮辱かな?
頭のなかに世界を産み出す能力と、そこから何を感じとるかっていうことと、感じたことを文字限定で表現する能力っていうのは、全然違う種類のものだと思うんだけど。
ちなみに物語系は好んで読むけど、自己啓発系はあるときから受け付けなくなったな。
嫌悪しか湧かん。
子供の頃、すごく影響の受けやすいタイプだった自覚がある。
単に頭が固くなったとも言えるけど、自分を守る方法が見つかったっていうほうが、個人的には正しい。
君は君。
僕は僕。
だから、他人の深いところは知らなくていい。
知らなくていいこともある、っていうのは、事実、人の頭のなかを指してるんだと思ったけどね。