詩「心配いらない」
君の感情が空に昇り
宇宙に届いて
輝く星になった
あの日
流した涙は川を伝って海まで届いた
君の溜め息は
空気に還り
流れる雲になった
君がつけた足跡は
虫達の楽園になった
拙い発音は
聞く者の胸を弾ませる
メロディになった
君がそこにいるだけで
波紋の様に
人生は広がっていくから
君の震える手を
優しく握ってくれる人にも
きっと
きっと
出会えるでしょう
あなたと
似た様な目をした…
空に反射して
君の自由な想いを映し出すから
とびきり晴れたり
突然
雨が降ったり
綺麗な虹が架かったり
今日も忙しいね
思いっきり呼吸して
生きているんだね
言葉が決して
上手くはなくても
気持ちや想いや
熱意は
不思議と
通じていくものだから
そんな
不安そうな顔しないで
心配の種は
心強い風達が
ビューンと吹き飛ばしてくれるから
心配いらない
心配いらないよ