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【続いてる写経 1656日め】台湾茶会でゆるゆる和む

昨年に続き、台湾茶藝のH先生(日本人)が来日。

素敵な古民家スペース、"いせやほり"@代田橋でお茶会開催。

いせやほり入り口
お軸は正岡子規
もとは蔵

今年はH先生のお茶の庵発足10周年。
記念の茶会は、お茶と軽食のペアリングを楽しむスペシャルな内容でした。

H先生のお茶講義は台湾茶の裏話や最新トレンドも伺えるのが特徴。

今年注目の話題は、最近台湾高雄で発見されたお茶の原木について。

中国大陸とは違う遺伝子をもつ、台湾原生のお茶の木が発見され、これが次世代の茶葉として注目株なのだそう。

飲んでみたい〜❗️

と思ったら、ちゃんとお茶席の中に用意されておりました。

今回頂いたお茶は以下の通り。
3番目が原木のものです。


最初は淡めの白茶から。
さらりとした味ですが、アロマはしっかり。
2煎目、3煎目と、味わいも変わっていくのが面白い。

熱湯入れます
柿型のアンティーク急須
お花型ビンテージ杯



2種目は阿里山烏龍茶。

台湾茶でも超メジャーですが、生産者や製茶する人で違いは結構あるよう。

容器も,可愛い

とろりとした味わいと、鼻に抜けるアロマに癒されます。

杯を重ねるうちに、体温が上がってぽかぽかしてきました。

ゆったりとちょっとずつ、味わって飲む。

あぁ、こんなにのんびりとお茶を頂いたのは、
めちゃくちゃ久しぶりだ。

最近ホント、ツメツメだったからなぁ…。

緩んできたところでお茶菓子が登場

ここで出された茶菓の手作りパイナップルケーキも絶品。サクサク。

もう一つ欲しい…。

杯の残り香を楽しみ、まったりしていると、

3番目ラスボスお茶が登場。
話題の原木焙煎茶です。

焙煎されているので、色は濃いめ。
味も最初はインパクトあり、ただしアロマは優しい台湾茶独特のもの、見た目より甘い香りでした。

そして、軽食の麺が登場。
胡麻ペーストのソースと半熟卵がたまりません。

お茶を飲んで、油を流して下さい

と、原木茶を飲むと、あら不思議。
口の中から胡麻油が洗い流されスッキリ。

烏龍茶、やっぱり油流してくれる成分強いのね。
体感できました。

フィニッシュはお茶をかけていただくおまんじゅう

黒甜というらしい

小籠包の食べ方で、中が出過ぎないように注意深く噛み切る。
すると中の胡麻餡がお茶と溶け合って不思議な味わいに。面白い。

この軽食を作ってくださったのは、元生徒さんのご友人でした。

プロはだしの美しい見目とお味。
すごいですねー。

ご同席の方々もお料理の先生だったり、周囲に素晴らしい方々がいらっしゃるのはH先生のご人徳と思われます。

あぁ、楽しかった、美味しかった、癒された。

また来年もお待ちしてます。

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