【続いてる写経 1204日め】高尾山写経大会参加
久しぶりにnoteにしてみます。
今年はイベント復活で、高尾山の写経大会も薬王院で開かれるとのこと、早々に申込行ってきました。
夏の高尾山、暑いけど風があり湿度低めで爽やかでした。
参加者は9時半に薬王院大本坊集合。
100名収容の広間に写経用具が用意されてます。
墨を摺ってお待ちくださいと言われ、普段あり得ないくらいにゆっくり墨を摺りました。
が、こっからが長くて…
10時からお坊さん入場、法要があり、さらにお話もあり…時間は気にしないよう時計はしまって、と心得に書かれていたので、時間は正確にはわかりませんが、墨摺りから書き始めまで、約1時間❓
しかも冷房ガンガン効いている。
ヤバいよ…これ。
墨が半分くらいに乾いて減ってる…
さすがに何度も書いてるから、墨の適量はわかる。この調子だとギリギリではないか…
手元に水差しないので、薄めるのはすぐ出来ない、仕方なく書き始めてみたところ、筆に水分足りない感じ。
用意されてた筆も、また腰弱でコントロール難しい…
さらに隣の人の筆圧も伝わり、執筆に完全集中するのが難しい…
お寺での写経はたいてい1人一席なので、あまり周囲の様子気を取られることはないけれど、なかなか心落ち着かない…
写経大会とは、かくも困難な状況下で行うものなのか‼️
と、いつもにはあり得ない、写経執筆の修行度。
写経大会ならではのプレッシャーを理解したところで、ようやく集中できたのでした。
ここまでに5行分はかかったなぁ…
かくして、落ち着きを取り戻し、後半に差し掛かかる「心無罣礙」あたりで、もう書き終えた人が出てきた…
え⁉️早くね⁉️
ちょいと驚いたものの、隣もチラ見すると、ワタシよりも進んでいる
どうやらワタシ、書くの遅いらしい…
まぁ時間はありそうなので、マイペース貫くものの、今度は書き終えた人々が談笑し始めて、
ちょいと、うるさい😅
また新たな邪魔が入る状況に、
コレも修行度のレベルアップね
と納得して乗り切りました。
今回2枚用紙配られたので、もう一枚書きたかったけれど、さすがに無理そう。
ご高齢の達筆そうな方がそばにいて、スラスラと2枚目書かれていたので、
自分、まだまだ感…
決して比べるものではなくとも、状況に合わせ、対応するのに時間かかり過ぎたなぁと、若干悔しい思いです。
写経大会参加者は、護摩供養にも参加でき、鳴物も派手な般若心経を堪能、飯綱大権現様と結縁いたしました。
希望者はこのあと精進料理を本堂でいただきました。
初めて高尾山で精進料理は、季節の野菜天ぷら、お豆腐は枝豆に柑橘、お吸い物はじゅんさい入り。高尾山名物のとろろとお茶は薬王院特製の野草茶と抑えてます。
さり気なく豪華で、美味でございました。
お腹満たされたあとは、奥の院を通過して、山頂へ。
奥の院、富士北口本宮の前では不思議な写真が撮れました。
今日も富士山はお姿見えなかったけど、青空気持ち良い。
たまには河岸を変えて4号路の吊り橋コースで、ケーブルカー駅まで下りました。
これはなかなか歩き辛い道。
階段が整備されてるものの、段差キツい。
むかし登ったとき辛かったと記憶してましたが、
いつもの天狗焼が下山のご褒美。
高尾山、身近過ぎて忘れがちだけど、
思い立ったらすぐ行ける、なんてありがたいお山。
行きのケーブルカーで前に座っていた女性が語ってました。
「山にハマったときにあちこち行ったけど、高尾山がいちばん駅から近いし、便利だし、景色も良いし、もうここで十分って感じ」
そうなのです、本気出せばちゃんと登山になるし、グルメたくさん、霊験あらかた、
ミシュラン星ついてるわけですよ。
次は秋に行こうかな🍂