【続いてる写経 884日め】〜おネコ様が導く般若心経
「般若心経覚えたい〜、でも漢字、難しいのよね〜」と思うそこのアナタ!
この「絵ときネコちゃん般若心経」ならば、きっと覚えられるに違いありません。
この「絵とき般若心経」山口県萩市の雲林寺様(通称:ネコ寺)のご住職が5年かけて作成されたものだそうです。
先日お参り仲間のTさんがSNSで紹介されたおりに、熱烈コメントしたところ、お福分いただいたきました。
Tさん、ご紹介本当にありがとうございます!!
この「般若心経」、見れば見るほど、ユニークで凝っているのです。
「はんにゃ」「はら」「みた」あたりはわかりやすく繰り返し。
「かんじざいぼさつ」はそのまま菩薩様ですが、部分的には通常の文節とは違うところで単語を区切っているので、出てくる単語がユニークです。
例えば、右から三行目。
「般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空」は
「はんにゃ はら みた じ しょうけんごうかいく」と読むところを、
↓
「はんにゃ はら みた じしょう けんごう おんかいくう」
↓
「はんにゃ」「はら」「みた」「じしょ(辞書)」「けんごう(剣豪」
「おんかい(音階) くう (食う)」と笑える姿に。
このように音を分解しているかと思えば、音のイメージで、描かれてるところも。
「無無」→「むむ」→「ムームー姿のネコちゃん」
「無有恐怖」→「むうくうふう」→「むーとなるムンクの叫び風の表情」
その他、「真実」→「真実の口」とか、「不滅」→「3」とか、見るたび感心したり、笑ってしまうところもあります。
しかし、一見絵ときの意図がわからない部分があったのでした。
「あのくたらさんみゃくさんぼだい」
なんだ?これは?と、ちょっと見た目は『レインボーマン』という昔昔の特撮ヒーローに似ている。
調べてみると、『レインボーマン』が変身するときに唱えていたのが、
「阿耨多羅三藐三菩提」 (あのくたらさんみゃくさんぼだい)だったのだそうです!
変身シーンを見つけました。
こんなアツイエピソードも。。子ども向けにはウフフ。。
いやいや、さすがに知りませんでしたよ。
「絵とき般若心経」、新たな般若心経の世界を開いていただき、ありがとうございました。
雲林寺さん、行ってみたいなあ…。
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