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【続いてる写経 946日め】〜もう一つ、年をとったのにできるようになったこと

年を取ってから初めて、”かかとをつけてしゃがむ”ことができるようになったと書きました。

これは4年前から始めた”ブリージングストレッチ”の教えの賜物でございます。

実はもう一つ、年をとったのに初めてできるようになったことがあります。それは”正座”です。

”ブリージングストレッチ”で習った、正しいフォームの”正座”は、両膝、両足のかかとをつけて、その上にお尻をのせるものです。

それ以前は、痺れないのは「かかとを開いて、その上にお尻を乗せる」と聞いたことがあったので、正座をするときはそうしてました。

そもそも、かかとをつけて座るってことが、信じられない動きでした。
フツー、かかと開いちゃうし、どうやったらできるの?と。

ただ、続けていくうちに足の前側の筋肉や、足首回し、股関節を柔らかくするする運動など、総合的に足腰を整えた結果、いつの間にか
”かかとを揃え、その上にお尻をのせた”正座が出来るようになってました。

出来るようになるには、足の前側の縮みの解消が不可欠でした。
バレリーナが如く、足の甲を伸展するストレッチを行うことで、だんだんと足首前面と足の脛前側が伸びるようになりました。

”かかとを揃えて”座ると、”正座”は全く痺れません
自然と背骨が上方向に伸びて、重心も上がるので、過度に足に負担がかからないのです。

ネット情報では正しい”正座”フォームとして、「足指を重ねる」と出てきますが、足指を重ねると、重ねた部分が痺れます。
これは止めたほうがいいです。

この座り方をマスターしてから、香道のお稽古や、神社での正式参拝の時に正座をすることも全く苦になりません。

また、痺れていないので、立ち上がる時もすっと動くことができます。

香道の教室で、補助座椅子を使わずに、足の痺れがないのはワタシだけです。これが密かな自慢。

1日30秒〜1分、この正座を行うと、膝痛、腰痛に効くそうです。

正座で足が悪くなるというのは、正しい”正座”が理解されていないからのような気がしてなりません。

正座は何歳でも、ちゃんと座れるようになりますよ。
年取ると正座ができなくなるわけではありません。

現にワタシは5年前は膝痛で歩くのが辛くて、手術必要かもと言われたほどだったのです。今は全く膝、痛くないですよ。

ただ、この正しい”正座”で座っていると、一人だけ浮くのです。
目線があがり、背骨がすっと伸びているせいでもありますが、
他の人よりも座高が高くなる…。

とっても”座高が高い人”に見えてしまう。それが難点かもw。




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