【続いてる写経 1640日め】『十善戒』を守るのは、”無理ゲー”なのです
10月に入り、税務調査のヤマを越え、気温も少し下がってきたところで、ちょっと気分的に落ち着いてきた…。
ようやく一息つけた感じです。
そんな中、一息ついたのは、ワタシだけではなかった。
自然界にも一息ついて、活動を始めた輩がいたのでした。
ぶううう〜〜〜ん・・・。
耳障りな羽音が聴こえる。
酷暑の夏にはほとんどその姿を見なかった、蚊!!登場。
気温が25度くらいに下がると、彼らもまた活動がしやすいのでした。
ちょっと玄関先に出たおりに、ついてきてしまったらしく、人の集中を妨げる。
これはやっつけないと、やってられん!!
とは言っても、四国お遍路の最中に、88✖️2=176回は札所で唱えた仏教のお言葉、十善戒というものがございまして、
そのトップは”不殺生”。
むやみに他の生命を傷つけない、というものです。
なので、お遍路中は山中付き纏う蚊は追払い、車内に入り込んだ蚊すら、うまいこと逃すように気を遣っていたのです。
なお、「十善戒」の内容は以下に詳しいです。
でも、蚊がブンブン飛んでいる状況では、脅かされるばかりでつらすぎる。
ここはまた捕まえて、追い払うか。
と思っていたのに、
パシン!!
と反射的にチクリときたところを叩いておりました。
その手は我が吸われた血で真っ赤…。
ああ、、不殺生の戒、破れたり…。
気づくと、足や腕は4〜5箇所刺されて腫れておりました。
せっかくこちらが血を与えても、結局無に帰してしまいました。
仕方ないね。
蚊に刺された後は、スリランカのアーユルヴェーダヴァーム、これが効くのでした。
すぐ腫れと痒みがひきます。
切り傷、擦り傷、火傷あとも、ほんとに効く。
これ持っているかぎりは、こちらも我慢強く、蚊に対しても”不殺生”できるはずだったのだけどな。
とっさの反射でしたから、、。
十善戒、確かにこれを世の人々が守れれば、とても良い世の中になるでしょう。
でも守るのが難しいから、”戒律”となっているのだよね。
うむ、仕方ないのだ。にんげんだもの。。