薄力粉で焼いたパン
長女の夏休みの自由研究は、トラブルにより予定変更。急遽、パンを焼くことになった。
料理に興味を持ち、食べることが大好きな長女。料理はどちらかと言えば苦手な私。とても先生にはなれないけれど、強力粉と薄力粉の、焼き比べに挑戦。
シンプルな丸パンのとあるレシピを参考に、強力粉200gと、薄力粉200gの2パターンで作ってみる。砂糖やドライイーストなど、あとの材料は同じ分量で。それから発酵時の環境は、温度28℃、湿度70%で1時間と、同じ条件下。
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強力粉の発酵後の写真を撮り忘れるなど(一番大事…)、ハプニングもありましたが、無事終了。
我が家の結論。
強力粉を使って焼いたパンも、薄力粉を使って焼いたパンも、どちらも美味しい。
もちろん強力粉の方が発酵でよく膨らみ、弾力があり、やはりパン作りに適しているのだと実感。ただ、薄力粉の方も、少し固さとパサつきはあるけれど、ほんのりバターと小麦の香りがして、美味しい。食べる直前にトーストすると、焼きたてを味わえる。
ちょっぴり固いパンも、
「かたいね」
「でも意外とイケるよ」
ああだこうだ言いながら、こぼれ落ちそうな頬っぺたを落とさないように、大切に皆で頬張る。
これから、強力粉がないときは、薄力粉でパンを焼いてもいいね、そんな発見をした日。
パンといえば、強力粉。
それは、そうなんだけれども。
ふと、薄力粉で焼いたパンのような人生も、良いかもしれないな、
そんな大雑把な感想を抱えて、2022年の夏休みが通りすぎていく。
(2022.8 🥯🥖🍞)
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