期待しなくていいから優しくして欲しい
○月×日。
新社会人になって2週間が経ちました。
まだまだ慣れない仕事に戸惑いながらも、優しい上司や同期と共に頑張っています。
そんな私が、仕事を辞めるまでのお話です。
「期待してるから」
そう言われたことはありますか?
これってどういう意味なんだろう、どんな意図で人に言ってるんだろうと、言われる度に考えてしまいます。
期待してるのはそちら側の気持ちであって、別に仕事をするかしないかは私が決めるし。
期待されたとて、期待に応えよう!と思うほど私は優しく無垢な人間ではないのだけれど。
Twitterで見たんですが、誰だったのでしょう。大きくうなづいてRTといいねを押した記憶があります。
そう、別に期待なんていらない。
期待しなくていいからいつも優しく接して欲しい。何にも出来ないと思われてもいいから、ひとつ出来ただけでハチャメチャに褒めて欲しい。
これだけ言うと、「今時の若者は」と、時代遅れな言葉を発する人も出てくるかもしれないですが、『今時の若者が』この精神なんじゃなくて、『私が』この精神なだけです。
私の世代にも、やる気がある人、効率的に物をこなす人、たっくさん居ます。
私と一緒にしないであげて欲しい。
だから私は、そんなやる気のある人が働きやすいように、やる気がありますよ〜みたいな顔をして今日も働いているのです。
過度な期待はプレッシャーに変わります。
やる気のある人は、期待を胸に仕事に取り組みますが、期待に応えなきゃという、期待がプレッシャーに変わっていく瞬間が待ち受けていることを知りません。やる気があればあるほど、期待に、プレッシャーに、押し潰されると思うのです。
それ、良い人財壊しちゃってるじゃん。
壊そうとしてるじゃん。
私はそう思います。
私は期待をプレッシャーとも感じないくらいやる気がないので何とも思わないですけど、それが辛さに変わる、真面目で一生懸命な人がいます。壊さないであげて欲しい。見守ってあげて欲しい。
期待してる
この言葉、慎重に使って欲しいです。
そう思った、雨の日。